保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問20 (保育原理 問20)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問20(保育原理 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)」(こども家庭庁)における保育所等の状況について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。ただし、ここでいう「保育所等」とは、従来の保育所に加え、平成27年4月に施行した子ども・子育て支援新制度において新たに位置づけられた、幼保連携型認定こども園等の特定教育・保育施設と特定地域型保育事業(うち2号・3号認定)を含むものとする。

A  待機児童数は、令和3年に比べて減少した。
B  保育所等を利用する児童の数は、令和3年に比べて増加した。
C  保育所等の施設数は、令和3年に比べて増加した。
D  1・2歳児の保育所等の利用児童数を当該年齢の児童数で割ったものの割合(保育所等利用率)は、令和3年に比べて減少した。
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×

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この過去問の解説 (2件)

01

保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)に書かれている情報から、それぞれの記述は以下のようになります。

 

A → 〇

待機児童数は、令和3年が5634人に対し、令和5年は2680人となり、減少しています。

 

B → ×

保育所等を利用する児童の数は、令和3年が2742071人に対し、令和5年は2717335人となり、減少しています。

 

C → 〇

保育所等の施設数は、令和3年が38666か所に対し、令和5年は39586か所となり、増加しています。

 

D → ×

保育利用率(1・2歳児)は、令和3年が53.7%に対し、令和5年は57.8%となり、増加しています。

 

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

正答です。

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02

「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)」(こども家庭庁)からの報告から、次のような変化が見られます。

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

A 待機児童数は、令和3年に比べて減少した。→令和3年5.634人 令和5年2.680人で減少しています。

 

B 保育所等を利用する児童の数は、令和3年に比べて増加した。→令和3年274.2071人 令和5年271.7355人で減少しています。

 

C 保育所等の施設数は、令和3年に比べて増加した。→令和3年38.666施設 令和5年39.586施設で増加しています。

 

D 1・2歳児の保育所等の利用児童数を当該年齢の児童数で割ったものの割合(保育所等利用率)は、令和3年に比べて減少した。

  →令和3年53.7% 令和5年57.8%で増加しています。

 

 

以上のことからこの選択は正解です。

 

まとめ

保育所等関連状況取りまとめについては、増減の背景についても理解しておきましょう。

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