保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問52 (子ども家庭福祉 問12)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問52(子ども家庭福祉 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「利用者支援事業実施要綱」(令和6年3月30日こども家庭庁・文部科学省)に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

A  実施主体を都道府県とし、都道府県が認めた者へ委託等をすることができる。
B  利用者支援事業の類型の「基本型」の目的は、待機児童の解消等を図るため、行政が地域連携の機能を果たすことを前提に主として保育に関する施設や事業を円滑に利用できるよう支援を実施することとしている。
C  利用者支援事業の類型の「こども家庭センター型」では、職員として、母子保健機能及び児童福祉機能における双方の業務について十分な知識を有し、俯瞰して判断することができる統括支援員を1か所あたり1名配置することとしている。
D  利用者支援事業の従事者は、正当な理由なく子ども及びその保護者等に関する、業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。
  • A  B
  • A  D
  • B  C
  • B  D
  • C  D

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この過去問の解説 (2件)

01

A 不適切です。

実施主体は、市町村です。

そして、市町村が認めた者への委託等ができます。

 

B 不適切です。

基本型の目的は、行政ではなく、子どもとその保護者が保育施設や子育て支援を円滑に利用できるようにすることです。

行政が支援を実施するのは、特定型に当たります。

 

C 適切です。

妊娠から子育てにおける支援や相談援助を行います。

 

D 適切です。

子どもの情報、保護者の情報を勝手に第三者に漏らしてはいけません。

情報管理にかんして、徹底的に注意して行いましょう。

選択肢5. C  D

正しい組み合わせです。

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02

利用者支援事業とは

子育て中の親子(妊婦含む)の悩みを聴き、適切な機関や資源につなげる事業です。

施策の内容は基本型、特定型、こども家庭センター型の3つに分類されます。

選択肢1. A  B

不適切です。

A・・・実施主体は「市町村」です。

B・・・「待機児童の解消等を図るため、行政が地域連携の機能を果たすことを前提に主として保育に関する施設や事業を円滑に利用できるよう支援を実施すること」を目的としているのは特定型になります。

選択肢2. A  D

不適切です。

 

選択肢3. B  C

不適切です。

選択肢4. B  D

不適切です。

選択肢5. C  D

適切です。

C・・・こども家庭センター型では、職員として、母子保健機能及び児童福祉機能における双方の業務について十分な知識を有し、俯瞰して判断することができる統括支援員を1か所あたり1名配置することとしています。

D・・・利用者支援事業の従事者には秘密を守る義務(守秘義務)があります。

まとめ

今回の設問では、基本型、特定型、こども家庭センター型の3つの役割について簡単に覚えておくとよいと思います。

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