保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問78 (社会福祉 問18)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問78(社会福祉 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「児童の権利に関する条約」の一般原則として、適切なものを2つ選びなさい。
  • 社会保障を受ける権利
  • 教育の権利
  • 子どもの最善の利益
  • 余暇、遊びおよび文化的活動
  • 差別の禁止

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この過去問の解説 (3件)

01

児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)に関する設問です。一般原則は4つあり、それぞれ以下の通りです。

 

(1)差別されない権利(2条)
(2)子どもの最善が第一に考えられる権利(3条)
(3)生存し健全に成長していく権利(6条)
(4)自分の意見を述べ重視される権利(12条)

選択肢1. 社会保障を受ける権利

不適切です。社会保障を受ける権利は一般原則に含まれていません。

選択肢2. 教育の権利

不適切です。教育の権利は一般原則に含まれていません。

選択肢3. 子どもの最善の利益

適切です。第3条に含まれています。

選択肢4. 余暇、遊びおよび文化的活動

不適切です。余暇、遊びおよび文化的活動は一般原則に含まれていません。

選択肢5. 差別の禁止

適切です。第2条に含まれています。

まとめ

子どもの権利条約は保育士試験では頻出問題です。内容をよく理解しておきましょう。

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02

「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」における「一般原則」として定められているものは、

 

・差別の禁止(第2条)

・子どもの最善の利益(第3条)

・生命・生存および発達に対する権利(第6条)

・子どもの意見の尊重(第12条)

 

の4つです。

 

選択肢1. 社会保障を受ける権利

不適切です。一般原則ではありません。

選択肢2. 教育の権利

不適切です。一般原則ではありません。

選択肢3. 子どもの最善の利益

適切です。一般原則に含まれています。

選択肢4. 余暇、遊びおよび文化的活動

不適切です。一般原則ではありません。

選択肢5. 差別の禁止

適切です。一般原則に含まれています。

参考になった数15

03

一般原則は、「差別の禁止(第2条)」「児童の最善の利益(第3条)」「生命、生存及び発達に対する権利(第6条)」「児童の意見の尊重(第12条)」の4つになります。

選択肢1. 社会保障を受ける権利

*社会保障を受ける権利は、世界人権宣言第二十五条に示されています。

選択肢2. 教育の権利

*教育の権利は、日本国憲法第二十六条に示されています。

選択肢3. 子どもの最善の利益

適切です。 子どもの最善の利益は、4つの原則の1つです。

選択肢4. 余暇、遊びおよび文化的活動

余暇、遊びおよび文化的活動は、子どもの権利条約第31条に示されています。

選択肢5. 差別の禁止

適切です。 差別の禁止は、4つの原則の1つです。

まとめ

4つの原則が、どのように具体化されているかという視点で学んでみましょう。

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