保育士 過去問
令和6年（2024年）後期
問96 (保育の心理学 問16)

A　適切です。

ドメスティック・バイオレンスはDVと言われ、精神的なものとして暴言、人格否定など、性的なものとして性行為の強要、児童ポルノなども含まれます。

B　不適切です。

子どもの前でのDVも児童虐待に当たります。

子どもに精神的ダメージを与え、PTSDにつながることもあります。

Ｃ　適切です。

事実上婚姻関係と同様の事情にある者とは、事実婚にある人のことです。

D　不適切です。

DVの被害者に男女は関係ありません。

ドメスティック・バイオレンス(DV)は社会問題にもなっているので、覚えやすい項目です。

A:〇

他にも経済的や社会的な暴力行為もDVに含まれます。

B:×

子どもの前でのDVは精神的な虐待にあたります。

C:〇

配偶者には事実婚も含まれています。また離婚後も含まれます。

D:×

男性・女性問わず被害者の対象になり得ます。

ドメスティック・バイオレンスに関する問題です。

A　→　〇

身体的暴力だけでなく、精神的暴力（侮辱・無視・脅しなど）や性的暴力（望まない性行為の強要など）も含まれます。

B　→　×

子どもの前でDVが行われることは、児童虐待に該当します。

C　→　〇

「配偶者」には事実婚（婚姻届を出していないが、実質的に婚姻関係と同様の関係）も含まれます。

D　→　×

「被害者」は女性に限定されておらず、男性も含まれます。被害者の性別にかかわらず、保護の対象となります。