保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問101 (子どもの保健 問1)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問101(子どもの保健 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」1「子どもの健康支援」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  子どもの心身の状態に応じて保育するために、子どもの健康状態並びに発育及び発達状態について、定期的・継続的に、また、必要に応じて随時、把握すること。
B  保護者からの情報とともに、登所時及び保育中を通じて子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる状態や傷害が認められた場合には、保護者に連絡するとともに、保健所と相談するなど適切な対応を図ること。看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること。
C  子どもの健康に関する保健計画を全体的な計画に基づいて作成し、全職員がそのねらいや内容を踏まえ、一人一人の子どもの健康の保持及び増進に努めていくこと。
D  保育中に体調不良や傷害が発生した場合には、その子どもの状態等に応じて、保護者に連絡するとともに、適宜、保健所と相談し、適切な処置を行うこと。看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること。
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、相談する機関が嘱託医(しょくたくい)になっているか確認することがポイントです。

 

◇嘱託医とは・・・

保育施設から、専門的な業務を依頼された小児科や内科、歯科などの医師のことです。

保育現場では「園医」と呼ぶこともあります。

子どもたちが健康かつ安全に過ごせるよう、年2回以上の定期検診を実施したり、

感染症について指導や助言をしたりします。

 

A:○  

「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」1「子どもの健康支援」の

【子どもの健康状態並びに発育及び発達状態の把握】

【健康増進】の項目にそれぞれ記載されています。

 

B:× 

登園時や保育中に何かしらの疾病や傷害が疑われた場合、

相談する機関は保健所ではなく嘱託医です。

 

C:○  

「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」1「子どもの健康支援」の

【子どもの健康状態並びに発育及び発達状態の把握】

【健康増進】の項目にそれぞれ記載されています。

 

D:×

保育中に体調不良や傷害が認められた場合、

相談する機関は保健所ではなく嘱託医です。

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:×

正しいです。

まとめ

保育施設では、子どもたちの日頃の健康や安全については嘱託医(しょくたくい)に相談します。

感染症が発生した場合に、感染拡大を防ぐために連携する機関が保健所です。

 

「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」1「子どもの健康支援」の部分を確認し、

ポイントとなる言葉をチェックしておきましょう。

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