保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問109 (子どもの保健 問9)
問題文
次のうち、「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」(こども家庭庁)に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。
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問題
保育士試験 令和6年(2024年)後期 問109(子どもの保健 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」(こども家庭庁)に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。
- 乳幼児は浴槽をのぞきこみ転落して溺れる可能性があるため、入浴後は浴槽の水を抜く。
- おもちゃの購入時や利用時は、商品の対象年齢を守る。
- ベランダからの落下防止のため、エアコンの室外機はベランダの手すりから60cm以上離して設置する。
- やけどをしたら、患部を市販の冷却シートで冷ます。
- PSCマークとは、14歳以下の子ども向け玩具に付けられる安全製品のマークである。
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この過去問の解説 (2件)
01
「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」(こども家庭庁)をよく読み返しておきましょう。
これを守れば、事故を防ぐことができます。
適切です。
未然に溺水の自己を防ぐためにも、入浴後にお湯を抜くことは有効です。
適切です。
対象年齢がきちんと表示されているため、それを守るようにしましょう。
例えば、パズルであれば、対象年齢ごとに、ピースの大きさが異なっていたりします。
適切です。
子どもは、好奇心が旺盛です。
室外機に上って転落してしまう可能性があることを考えましょう。
不適切です。
やけどをした場合、すぐに水で冷やすようにしましょう。
「市販の冷却シートは、やけどの手当てには使えません」との記載があります。
引用元:こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック 子ども家庭庁
不適切です。
PSCマークとは、消費生活用製品安全法によって表示することが定められているマークで、ヘルメットやライターなどに表示されています。
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02
事故防止に関する知識を確認しましょう。
◇「こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック」とは・・・
0歳から6歳の子どもに起こりやすい事故と予防、対処法をまとめたものです。
〇:
浴槽への転倒による溺死を防ぎます。
その他にも子どもを先に浴室から出す、
大人の洗髪中は子どもを浴槽に入れないなどの対策をします。
〇:
磁石やシール、フィルムといった誤飲を防ぎます。
対象年齢であっても電池のカバーやネジ、部品など、
誤飲につながる状況を減らすよう日々の確認を行うことが大切です。
〇:
エアコンの室外機の他にもベランダから身を乗り出す危険がないよう、
足場になり得るプランターや椅子などを置かないようにします。
×:
冷却シートの使用は適切ではありません。
水で10~20分以上冷やす必要があります。
患部への刺激を減らすために水を直接当てないようにしたり、
水を入れた容器内で冷やしたりします。
×:
PSCマークは国の定めた基準を満たしている製品に付けられるマークです。
電化製品や家庭用品などに表示されています。
14歳以下の子ども向け玩具に表示されているマークはSTマークです。
Safety Toyの略です。
ガイドブックを使用した安全チェックを定期的に行うことで、
子どもの予期せぬ行動からの重大事故を防止することができます。
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