保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問113 (子どもの保健 問13)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問113(子どもの保健 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、保育所における子どものアナフィラキシーに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  アナフィラキシーでは、呼吸器症状が出現すると、アナフィラキシーショックへ進展する可能性が高まる。
B  保護者から内服薬とエピペン™を預かっている子どもがアナフィラキシーショックを起こした場合、エピペン™よりも内服薬を優先して投与する。
C  アナフィラキシーショックが起こった時は、頭を高くして仰向けに寝かせる。
D  乳幼児では食物アレルギーの有病率が学童期より高いため、アナフィラキシーを起こす可能性も高い。
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

A 適切です。

アナフィラキシーショックは、血圧が下がるなどの症状があり、死亡する可能性もある危険な状況です。

 

B 不適切です。

内服薬よりもエピペンの使用を優先しましょう。

エピペンで応急処置することで命を救うことにつながります。

エピペンの使い方も復習しておきましょう。

 

C 不適切です。

アナフィラキシーショックを起こした場合は、足を頭より高くして仰向けに寝かせます。

 

D 適切です。

乳幼児は、アレルギーかどうかわからないまま食物を食べている可能性もあります。

アナフィラキシーに注意しましょう。

選択肢2. A:○  B:×  C:×  D:○

正しい組み合わせです。

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02

アナフィラキシーに関しては、

呼吸器症状エピペン第一優先の2点をキーワードとして覚えておきましょう。

 

◇アナフィラキシーとは・・・

アレルギー反応によって急激に呼吸器や皮膚など複数の器官に症状がでることです。

 

A:〇

意識がなくなることもあり、

命にかかわる重大な症状を引き起こす可能性が高いです。

 

B:×

エピペンを第一優先に投与します。

エピペンはアドレナリン自己注射薬ともいいます。

 

C:×

足を高くして仰向けの体勢で安静にさせます。

消化器や呼吸器などの症状によって顔を横に向けたり、上体を起こしたりします。

体勢を変えるときは症状が悪化しないよう、少しずつ行うよう注意することが大切です。

 

D:〇

1歳未満の乳児に食物アレルギーの症状がでることが多いです。

成長していくと耐性ができ、食べられるものが増えてくる場合もあります。

選択肢2. A:○  B:×  C:×  D:○

正しいです。

まとめ

アナフィラキシーの症状とエピペンの投与について確実に覚え、

選択肢をしぼれるようにしましょう。

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