保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問126 (子どもの食と栄養 問6)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問126(子どもの食と栄養 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、母乳育児に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

A  母乳育児は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を低下させる。
B  母乳育児は、将来の糖尿病発症リスクを上昇させる。
C  乳児の吸てつにより、プロラクチンが分泌され、排卵が促進される。
D  乳児の吸てつにより、オキシトシンが分泌され、母体の子宮の収縮が促進される。
  • A  B
  • A  D
  • B  C
  • B  D
  • C  D

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この過去問の解説 (2件)

01

A 適切です。

SIDSのリスクを下げる要因として、母乳育児をすること、うつぶせ寝をしないこと、たばこを吸わないことが挙げられます。

 

B 不適切です。

母乳育児で糖尿病の発症リスクは上がりません。母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養源です。

 

C 不適切です。

乳児の吸啜によって排卵が促されることはありません。

排卵は、一定の周期でやってきます。

 

D 適切です。

オキシトシンが出ることで、子宮の収縮が促され、子宮が回復していきます。

 

選択肢2. A  D

正しい組み合わせです。

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02

母乳育児に関する専門用語をおさえましょう。

 

A:〇

人工栄養に比べ発症率が少ないといわれています。

 

B:×

発症のリスクがあるのは白血病(HTLV-1ウイルス感染)、

乳児ビタミンK欠乏性出血症です。

ビタミンKには血液を固める作用があります。

 

C:×

プロラクチンが分泌されると妊娠しにくくなります。

 

D:〇

オキシトシンの分泌は母体の回復を助けます。

選択肢2. A  D

正しいです。

まとめ

乳幼児突然死症候群オキシトシンの2つを母乳育児の関連ワードとして覚えておきましょう。

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