保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問130 (子どもの食と栄養 問10)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問130(子どもの食と栄養 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、学童期・思春期の身体の発達の特徴と食生活に関する記述として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

A  学童期後半からの身長・体重の急激な発育を、第一発育急進期という。
B  「令和4年度学校保健統計調査」(文部科学省)において、肥満度が10%以上の者を肥満傾向児としている。
C  「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年厚生労働省)では、思春期に育てたい「食べる力」として、「一緒に食べる人を気遣い、楽しく食べることができる」をあげている。
D  「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(厚生労働省)では、鉄は女子10~11歳の年齢から月経の有無による基準が示されている。
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  • B  C
  • B  D
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この過去問の解説 (2件)

01

A不適切です。

第一発育急進期は生まれたての子どもの身長や体重が急激に増加する時期を指します。

学童期後半からの身長、体重の増加は、第二発育急進期と呼びます。

 

B不適切です。

肥満度が20%以上の者を肥満傾向児としています。

 

C適切です。

「一緒に食べる人を気遣い、楽しく食べることができる」以外にも、「食べたい食事のイメージをえがき、それを実現できる」、「食料の流通・生産から食卓までのプロセスがわかる」などが挙げられています。

食事の際には、適度に話をしながら楽しい雰囲気の中食べることが大切です。

引用元:楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~ 平成16年厚生労働省

 

D適切です。

鉄の摂取推奨量は10~17歳で、1日、3.06mgです。

選択肢5. C  D

正しい組み合わせです。

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02

学童期・思春期の発育に関する用語をおさえましょう。

 

A:×

正しくは第二発育急進期です。

胎児期から幼児期にかけての発育が旺盛な時期を第一発育急進期といいます。

 

B:×

肥満傾向児とは、肥満度20%以上の子どものことをいいます。

肥満度は性別・年齢・身長から標準体重が求められます。

 

C:〇

思春期では、自分らしい食生活の実現と健やかな食文化の担い手になることがねらいとされています。

 

D:〇

鉄の推奨量は10代前半の女性が最も多いです。

鉄分不足による貧血を予防するためにも多く摂取することが推奨されています。

 

選択肢5. C  D

正しいです。

まとめ

正しい用語を1つでも多く覚え、

選択肢をより早く絞れるようにしましょう。

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