保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問2 (保育原理 問2)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問2(保育原理 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、2023(令和5)年4月1日に施行された「こども基本法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  「こども基本法」における「こども」とは、満18歳に満たない者をいう。
B  「こども基本法」は、全てのこどもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指し、こども政策を総合的に推進することを目的としている。
C  「こども基本法」の基本理念として、全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮されることが定められている。
D  「こども基本法」では、国民は、基本理念にのっとり、こども施策について関心と理解を深めるとともに、国又は地方公共団体が実施するこども施策に協力するよう努めるものとされている。
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

こども基本法は、令和4年6月に成立し、令和5年4月に施行されたばかりの新しい法律です。

試験に出やすい特徴的なポイントとしては、本問でも問われている「こども」の定義、

第3条に定められた6つの「基本理念」のほか、

国や地方だけでなく民間の事業主や国民に対しても努力義務が課せられていることなどが挙げられます。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:○

誤りです。(解説は正解の選択肢にのみ記載しています。)

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:×

誤りです。(解説は正解の選択肢にのみ記載しています。)

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:○

正解です。

 

A × こども基本法における「こども」の定義は「心身の発達の過程にある者」(2条)です。年齢についての規定はありません。

B 〇 こども基本法1条に記載

C 〇 こども基本法3条4号に記載
D 〇 こども基本法7条に記載

 

したがって本選択肢が正解となります。

選択肢4. A:×  B:×  C:○  D:×

誤りです。(解説は正解の選択肢にのみ記載しています。)

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:○

誤りです。(解説は正解の選択肢にのみ記載しています。)

まとめ

こども基本法については、子ども家庭庁のホームページに解説の動画が多数紹介されています。

勉強の参考にしてみてください。

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02

「こども基本法」に関する問題です。

 

A → ×

不適切です。

こども基本法には法的な年齢制限はなく、「心身の発達の過程にある者」を指します。18歳に達したかどうかではなく、成長段階にある人であれば、その年齢に関わらず「こども」として扱われます。これには年齢によってサポートが受けられなくなることを防ぐ目的もあります。

 

B → 〇

適切です。

こども基本法の目的には、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、こども施策を総合的に推進する。…と記載されています。

 

C → 〇

適切です。

こども基本法の基本理念には、全てのこどもについて、年齢及び発達の程度に応じ、意見の尊重、最善の利益が優先して考慮されること…と記載されています。

 

D → 〇

適切です。

第七条には、国民は、基本理念にのっとり、こども施策について関心と理解を深めるとともに、国又は地方公共団体が実施するこども施策に協力するよう努めるものとする。…と記載されています。

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:○

正答です。

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