保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問20 (保育原理 問20)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問20(保育原理 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次の表は、認定こども園に在籍している園児の支給認定別在籍園児数を示したものである。この表を説明した記述として、誤ったものを1つ選びなさい。
問題文の画像
  • 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の合計数は、110万人を超えており、前年よりも増えている。
  • 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、幼保連携型が最も多く、地方裁量型が最も少ない。
  • 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、2号認定の子どもが最も多く、認定こども園に在籍しているすべての園児数の半分以上である。
  • 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、幼保連携型の2号認定の子どもが最も多く、認定こども園に在籍しているすべての園児数の1/3を超えている。
  • 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、地方裁量型の3号認定の子どもが最も少なく、認定こども園に在籍しているすべての園児数の1%にも満たない。

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この過去問の解説 (1件)

01

表の読み取りの問題です。

 

数字と文章を照合する際は、右上の単位にも気を付けましょう。

(今回は「人」なので、数字をそのまま読み取って問題ありません。)

 

各選択肢で問われている箇所は、以下の部分です。

 

 

簡単な計算問題も出てきますが、

全体の数(110万人)をまず最初に押さえておくことで、

短時間で解くことができるでしょう。

選択肢1. 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の合計数は、110万人を超えており、前年よりも増えている。

〇 適切な記述です。

 

図の①についての記述です。

全園児数が110万人を超えていること、前年は106万人であったこと、

いずれも正しい記述であることがわかります。

選択肢2. 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、幼保連携型が最も多く、地方裁量型が最も少ない。

〇 適切な記述です。

 

図の②についての記述です。

一番多いのが幼保連携型の81万人、

次いで幼稚園型、保育園型と続き、

最も少ないのが地方裁量型の5000人であることがわかります。

選択肢3. 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、2号認定の子どもが最も多く、認定こども園に在籍しているすべての園児数の半分以上である。

× 誤った記述です。

 

図の③についての記述です。

2号認定の園児が50万人と最も多いことはそのとおりですが、

全体の110万人とくらべると、半数に満たないことがわかります

 

したがって、

すべての園児数の半分以上である」とする後半は誤りです。

選択肢4. 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、幼保連携型の2号認定の子どもが最も多く、認定こども園に在籍しているすべての園児数の1/3を超えている。

〇 適切な記述です。

 

図の④についての記述です。

幼保連携型の2号認定の子どもは38万人ですので、

他のどの項目よりも人数が多いことがわかります。

 

また、「すべての園児数の1/3を超えている」という記述について、

全体が110万人であることを踏まえると、その1/3は

110万人 × 1/3 = 約36万人 となります。

 

は36万人を上回っていますので、

こちらも正しい記述であることがわかります。

選択肢5. 令和4年4月に認定こども園に在籍している園児の数は、地方裁量型の3号認定の子どもが最も少なく、認定こども園に在籍しているすべての園児数の1%にも満たない。

〇 適切な記述です。

 

図の⑤についての記述です。

地方裁量型の3号認定の子どもは約1200人しかおらず、

すべての項目の中でもっとも小さい数字であることがわかります。

 

また、「すべての園児数の1%にも満たない」という記述について、

110万人の1%は1.1万人です。

⑤は1200人で、1万人にも満たないので、

こちらも正しい記述であることがわかります。

まとめ

本問は「全体数との比較」がほとんどでしたが、

前年度との比較が出る場合もあります。

数字だけに気をとられず、注意深く文章を読むようにしましょう。

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