保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問98 (保育の心理学 問18)
問題文
次のうち、保育の環境に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)前期 問98(保育の心理学 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、保育の環境に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
- 保育所でクラスや担任が変わっても、同じ保育所内であれば環境移行にはあたらない。
- 保育の環境を構成する際には、子どもたちの発達や経験についての視点を持つことが大切であり、子どもが主体的に関わることができる環境を構成する必要がある。
- 保育所等に入所するといった環境移行への適応において、基本的生活習慣の獲得の程度は問題にはならない。
- バルテス(Baltes, P.B.)によれば、環境の意味や価値は、環境がヒトに提供するものである。
- 保育士は、保育の環境を構成するとともに、子どもにとっての人的環境の一つでもある。
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この過去問の解説 (1件)
01
保育の5領域(健康、人間関係、環境、言葉、表現)のうち、環境に関する問題です。適切なものを2つ選びましょう。
答えは×です。
子どもにとって、クラスや担任が変わるということは、大きな環境の変化です。
答えは〇です。
子どもたちの発達や経験について、子ども個人やクラス、学年、園などの広い視点からみて、子どもが主体的に関われる環境を構成しましょう。
答えは×です。
基本的生活習慣(食事、睡眠、排泄、清潔、着脱衣)が自分でどの程度できるかは、環境移行に適応するのにとても大切です。
答えは×です。
バルテスは、ヒトは生まれてから死ぬまで生涯、発達と衰退(獲得と喪失)を行うと主張しました。
答えは〇です。
環境には、保育士などの「人的環境」、玩具などの「物的環境」、園で感じられる自然などの「自然・社会環境」の3点があります。
保育の5領域を分類したとき、多くのものが「環境」にあてはまるほど、環境は広い意味をもちます。
子どもにとって、それだけ環境から多くの影響を受けるともいえます。
日々の保育生活で、環境はなくてはならないものです。
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