保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問111 (子どもの保健 問11)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問111(子どもの保健 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Yちゃん(3歳、女児)は、朝はいつもと変わらない様子で保育所に登園した。お昼頃「おなかがいたい」と保育士に訴えた。体温計で熱を測ったところ、37.8℃であった。

【設問】
次のうち、Yちゃんへの保育士の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  保護者が迎えに来るまでの間には、1時間ごとに検温する。
B  全身状態を確かめ痛いところを確認する。
C  保育室とは別の部屋で安静に過ごせるように見守る。
D  嘔吐・下痢の可能性があるため、準備をしておく。
E  嘔吐・下痢の可能性があるため、水分補給は行わない。
  • A:○  B:○  C:○  D:○  E:×
  • A:○  B:○  C:×  D:×  E:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×  E:○
  • A:×  B:○  C:○  D:○  E:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○  E:○

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この過去問の解説 (1件)

01

保育現場で見られる子どもの体調不良の対応に関する問題です。

 

A → 〇

適切です。

保護者が迎えに来る間に体調が変化する場合があります。子どもの体調変化を把握するために、こまめな検温は必要です。

 

B → 〇

適切です。

体温や腹痛だけでなく、顔色、呼吸、機嫌などを観察したり、子どもが訴えてくることに耳を傾けて、全身の状態を確かめておくことは大切です。

 

C → 〇

適切です。

発熱していること、おなかの調子が悪いことから、感染症の可能性があることや、Yちゃんが安静に過ごして体を休めることができるように保育室とは別部屋で対応をすることが望ましいです。

 

D → 〇

適切です。

腹痛の症状があることから、嘔吐・下痢の可能性も考えられます。様々な状況に対応できるようにバケツやタオルなどを事前に用意することは適切な対応と言えます。

 

E → ×

不適切です。

嘔吐・下痢の可能性を考慮すると、脱水症状を起こしやすい状況であることも考えられることから、水分補給は必要な対応となります。ただし、少量ずつ与えることや、吐き気が強い時は様子を見ながら与えるようにしましょう。

 

 

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○  E:×

正答です。

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