保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問120 (子どもの保健 問20)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問120(子どもの保健 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(こども家庭庁)の保育室内の衛生管理として、適切なものを1つ選びなさい。
  • 正しい手洗いが実践されれば、タオルの共用をしてもよい。
  • 保育室の環境は、エアコンなどはなるべく使わないことを心掛ける。
  • 加湿器の水は1週間に1回程度交換する。
  • 扇風機などは、園児の怪我に繋がるので使用しない。
  • 日々の清掃で清潔を保ち、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒液を用いてドアノブ・手すり等を消毒する。

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この過去問の解説 (1件)

01

保育室内の衛生管理に関する問題です。

保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)を確認しておきましょう。

選択肢1. 正しい手洗いが実践されれば、タオルの共用をしてもよい。

不適切です。

手洗いの方法が正しくても、タオルを共用することでウイルスや細菌の接触感染が広がる可能性があります。

タオルの共用は衛生管理上適していません。

選択肢2. 保育室の環境は、エアコンなどはなるべく使わないことを心掛ける。

不適切です。

室温や湿度の管理、換気をするためにエアコンなどの空調設備の使用は必要です。ガイドラインの中には「なるべく使わない」という記述はありません。子どもが健康に過ごせるために室温・湿度は調整することが望ましいです。

選択肢3. 加湿器の水は1週間に1回程度交換する。

不適切です。

放置された水は、細菌やカビが繁殖し衛生的とは言えません。週に1回では不十分です。

選択肢4. 扇風機などは、園児の怪我に繋がるので使用しない。

不適切です。

扇風機は安全に配慮して設置すれば使用することができます。禁止というわけではありません。

選択肢5. 日々の清掃で清潔を保ち、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒液を用いてドアノブ・手すり等を消毒する。

適切です。

保育室や施設の清潔を保つために、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒液を用いてドアノブ・手すり等を消毒することは適切な衛生管理と言えます。

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