ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
マネジメント系 問49
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問題
平成28年度 秋期 ITパスポート試験 マネジメント系 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
ITサービスマネジメントのプロセスにおいて、資産管理が適切に実行されているかどうかの判断に有効な計測項目はどれか。
- 解決された問題の件数
- 仕様変更の実装が失敗した件数
- 緊急リリースの件数
- 未使用のソフトウェアライセンス数
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この過去問の解説 (4件)
01
問題管理、変更管理、資産管理などのさまざまな管理方法が定義されています。
資産管理とは、ITサービスに関するハードウェアやソフトウェアといった資産を適切に管理することです。
よって、ソフトウェアのライセンス数を管理する4が正解です。
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02
この設問では、『ITサービスマネジメント』の理解度が求められています。
それぞれの選択肢の違いを読み解きながら、正解と呼べる説明文を探してみましょう。
1.の「解決された問題の件数」は、業務上の問題点の『判断に有効な計測項目』となり得るかもしれませんが、「資産管理が適切に実行されているかどうか」を把握することにはつながりません。そのため、正解とは認められません。
2.の「緊急リリースの件数」とは、予定外に行われた製品やサービスの公開の件数を表す言葉です。業務上の問題点の『判断に有効な計測項目』となり得るかもしれませんが、「資産管理が適切に実行されているかどうか」を把握することにはつながりません。そのため、正解とは認められません。
3.の「仕様変更の実装が失敗した件数」は、業務上の問題点の『判断に有効な計測項目』となり得るかもしれませんが、「資産管理が適切に実行されているかどうか」を把握することにはつながりません。そのため、正解とは認められません。
4.の「未使用のソフトウェアライセンス数」は、かなり具体的な「資産管理が適切に実行されているかどうか」の『判断に有効な計測項目』と考えられます。
そもそも、「未使用のソフトウェアライセンス数」が過剰な状態にあるとすれば、購買に問題があることになりますので、組織の資産を無駄に消費していることになります。
また、十分に足りていない状態にあるとすれば、正しく機能していないことを証明することにつながります。
そのため、『ITサービスマネジメント』、の資産管理の判断に有効な計測項目として、4.が正解と考えられます。
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03
ITサービスマネジメントにおける資産管理とは…
組織において利用しているソフトウェアおよび、それが稼働するハードウェア並びに、ソフトウェアライセンス
という3つの資産を管理することをいいます。
資産管理は、これらの資産に係るリスクを最適化することを目的としています。
資産管理の管理項目の1つにソフトウェアライセンスがあります。
未使用のソフトウェアライセンス数を見ることで資産管理活動の適切性を判断できるので、正しいのは4になります。
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04
1 . 解決された問題の件数
2 . 仕様変更の実装が失敗した件数
3 . 緊急リリースの件数
これらはどれも資産とは関係ありません。
4 . 【正解】
ソフトウェアライセンスは、ソフトウェアの利用許可であり、過剰であれば販売することができるものです。資産に関連するため、これが正解です。
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