ITパスポートの過去問
平成29年度 春期
ストラテジ系 問27

問題文に沿って年間のeラーニングと集合教育の費用を求めてみます。

年間の受講者数をn人とします。

eラーニング
60万 + 2000円 × n人

集合教育
1回当たりの研修の費用は25万で参加者は50人です。
よって1人当たりの研修費は5000円として計算します。
5000円 × n人

これらがイコールになるときの受講者数は、
2000n + 60万 = 5000n
n = 200人

求めるべき受講者数を「x」とします。

年間のeラーニングの費用は

60+0.2x（万円）

１回あたりが50人受講して25万円かかるので、１回あたりの一人の費用は

250000÷50 = 5000円 = 0.5万円

集合教育の費用は0.5x万円となります。

必要なのは、「年間のeラーニングの費用が集合教育の費用と等しくなるときの年間の受講者」なので、

60+0.2x = 0.5x

この方程式を解くと

60 = 0.5x - 0.2x
60 = 0.3x
200 = x

よって3が正解となります。

受講者数をN人として、eラーニング費用は、
600000 + 2000N万円

集合教育費用は、
250000 ÷ 50 =5000なので5000N万円

eラーニングの費用＝集合教育の費用　が成り立つのは
600000 + 2000N ＝ 5000N
600000 = 3000N
N = 200人

以上のことから、200人になると、eラーニングと集合教育の両方の費用が等しくなります。