ITパスポートの過去問
平成30年度 秋期
マネジメント系 問48

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問題

平成30年度 秋期 ITパスポート試験 マネジメント系 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

システム開発プロジェクトにおいて、同じ規模のプログラムを36本作成する計画がある。1週間当たり6本のプログラムを作成できるA氏だけに依頼する予定であったが、計画変更によって、A氏と、A氏の半分の生産性のB氏の2名に依頼することにした。A氏とB氏の1週間当たりの費用がそれぞれ30万円と20万円であるとき、当初の計画に比べた費用の変更は幾らか。ここで、A氏とB氏は作業を並行して実施し、A氏とB氏の作業効率は常に一定であるものとする。
  • 80万円の減少
  • 30万円の減少
  • 20万円の増加
  • 120万円の増加

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この過去問の解説 (3件)

01

・A氏が36本のプログラムを作成する場合

36本 ÷ 6本 = 6週間かかるので、費用は6週間×30万円= 180万円

・A氏とB氏に依頼する場合

A氏は1週間に6本なので、半分の生産性のB氏は1週間に3本となります。

36本 ÷ 9本 = 4週間かかるので、費用は
(4週間 × 30万円)+(4週間 × 20万円)=200万円となります。

200万円-180万円=20万円なので、「 20万円の増加」の3が正解となります。

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02

A氏とB氏の費用をそれぞれ求めてみましょう。

A氏が36本のプログラムを作成するのにかかる時間は、
36本 ÷ 6本/1週間 = 6週間
よって、A氏の費用は、以下のようになります。
6週間 × 30万円/1週間 = 180万円

A氏とB氏が分担して行ったときを考えます。
B氏の生産性はA氏の半分なので、A氏とB氏をあわせると1週間で9本のプログラムを作成できることになります。
36本 ÷ 9本/1週間 = 4週間
費用は、以下のようになります。
(4週間 × 30万円/1週間) + (4週間 × 20万円/1週間) = 200万円

両者を比べると20万円の増加になるため、正解は3です。

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03

当初の予定である、A氏のみが開発に携わった場合、
開発期間は、
36(プログラムの総数) ÷ 6(A氏が1週間で生成できる本数)
= 6週間となります。

また、A氏の費用は1週間あたり30万円とのことですので、
6(週間) × 30(万円) = 180 万円となります。


次に、A氏とB氏が開発に携わる場合は、
B氏はA氏の「半分の生産性」であるため、
B氏は1週間で3本のプログラムが作成できることがわかります。

そのため、A氏とB氏が開発に携わった場合は、
1週間あたり、9本のプログラムが生産出来ます。

また、36本のプログラムを作成するにあたり、
必要な期間は
36(プログラムの総数) ÷ 9(A氏 + B氏が1週間で生成できる本数)
= 4週間となります。

次に、1週間あたりの費用は
30万(A氏の費用) + 20万(B氏の費用)
となるため、

4(週間) × 50(万) = 200万円
となります。

180万円から200万円になるため、
20万円増加していることがわかるため、
正答は3となります。

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