ITパスポートの過去問
令和3年度
ストラテジ系 問14

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

令和3年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

ソフトウェアライフサイクルを、企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、運用プロセスに分けるとき、システム化計画を踏まえて、利用者及び他の利害関係者が必要とするシステムの機能を明確にし、合意を形成するプロセスはどれか。
  • 企画プロセス
  • 要件定義プロセス
  • 開発プロセス
  • 運用プロセス

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

2が正解です。

ソフトウェアライフサイクルとは、ソフトウェア開発の工程全体のことです。

「企画」「要件定義」「開発」「運用」「保守」(破棄が入る場合もある)の工程に分かれます。

1995年に国際標準化機構(ISO)によって策定されたISO/IEC 12207はソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)の標準的なモデルとなっています。

・「企画プロセス」システムの導入計画
・「要件定義プロセス」必要な要件(機能)を問診します。
・「開発プロセス」今までの過程をもとに開発を進めます。
・「運用プロセス」完成したシステムを運用(実際に使用)
・「保守プロセス」メンテナンス、サポートにあたる部分です。

※「運用プロセス」で見つかった問題点を「保守プロセス」で改善します。

再度「運用プロセス」に戻り、問題点がなくなるまで「保守プロセス」「運用プロセス」を繰り返します。

1) 不正解です。システムの導入計画プロセスです。

3) 不正解です。開発を進めるプロセスです。

4) 不正解です。システムを運用(実際に使ってみる)プロセスです。

参考になった数12

02

ソフトウェアライフサイクルは企画プロセスから始まり、要件定義プロセス、開発プロセス、運用プロセスと進み、最終的にソフトウェアが廃棄されるまで続きます。

選択肢1. 企画プロセス

誤りです。プロジェクトの基本的な方向性や範囲、目標が定義され、プロジェクトが実行に値するかどうかの評価がなされます。

選択肢2. 要件定義プロセス

正解です。利用者やその他の利害関係者のニーズを収集し、システムが満たすべき機能的・非機能的要件を明確にし、利害関係者間の合意を得ます。

選択肢3. 開発プロセス

誤りです。要件定義を基にして、実際にソフトウェアの設計、開発、テストが行われます。

選択肢4. 運用プロセス

誤りです。ソフトウェアが開発された後に運用プロセスが始まり、ソフトウェアへの変更、改善、保守、サポートが行われます。

参考になった数5

03

ソフトウェアライフサイクルとは、企画→要件定義→開発→運用→保守の

全体の工程を標準化した枠組みのことです。

1.不正解です。

  開発するソフトウェアの基本方針やシステム化計画を策定します。

2.正解です。

  システム化計画に従って機能を明確にし、利用者と合意形成します。

3.不正解です。

  要件定義に基づいてソフトウェアを開発します。

4.不正解です。

  開発されたソフトウェアを本番移行し、稼働させます。

参考になった数3