ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問17
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問題
令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
会計監査の目的として、最も適切なものはどれか。
- 経理システムを含め、利用しているITに関するリスクをコントロールし、ITガバナンスが実現されていることを確認する。
- 経理部門が保有しているPCの利用方法をはじめとして、情報のセキュリティに係るリスクマネジメントが効果的に実施されていることを確認する。
- 組織内の会計業務などを含む諸業務が組織の方針に従って、合理的かつ効率的な運用が実現されていることを確認する。
- 日常の各種取引の発生から決算報告書への集計に至るまで、不正や誤りのない処理が行われていることを確認する。
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この過去問の解説 (3件)
01
会計監査とは、企業や行政などが作成した財務諸表などの会計に関わる書類について、不正な処理がおこなわれていないかを外部の第三者が調査することです。
システム監査に関する解説です。
セキュリティマネジメントに関する解説です。
コーポレートガバナンスに関する解説です。
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02
会計監査とは、企業や組織の財務諸表や決算書が企業会計の基準に準拠しておりかつ、一般に公正妥当と認められるかを精査することです。
企業の財政状態、経営成績、キャッシュフローの状況が適正であるかを判断します。
一般的には第三者が行いますが、企業や組織内で自主的に実施する内部監査と会計監査人が実施する外部監査に分けられます。
「ITに関するリスクをコントロールし、ITガバナンスが実現されていること」とあり、これはシステム監査に関する記述です。
よって、誤りです。
「情報セキュリティに係るリスクマネジメントが効果的に実施されていること」とあり、これは情報セキュリティ監査に関する記述です。
よって、誤りです。
「組織の方針に従って、合理的かつ効率的な運用が実現されていること」とあり、これは実務監査に関する記述です。
よって、誤りです。
「日常の各種取引の発生から決算報告書への集計に至る」とあり、これは会計監査に関する記述です。
よって、正解です。
会計監査は「日常の各種取引の発生」から「決算報告書への集計」に至るまでの一連の流れで行われるという簿記会計の知識があれば、答えられる内容です。
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03
会計監査とは、企業における会計処理が適切に行われ、財務諸表や決算書が適切に作成されているかを企業の内部組織や外部機関が監査することを言います。
「経理システムを含め、利用しているITに関する」リスクコントロールが目的となっていますので、システム監査に関する内容です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
「情報のセキュリティに係るリスクマネジメント」の実施状況を確認する監査のため、情報セキュリティ監査に関する内容です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
「会計業務などを含む諸業務」に関する監査のため、業務監査に関する内容です。
よって本選択肢の内容は誤りです。
「日常の各種取引の発生から決算報告書への集計に至るまで」すなわち会計処理に関して不正がないかどうか監査することですので、会計監査が該当します。
よって本選択肢の内容は正しいです。
本設問以外にも、品質監査や内部統制監査など監査の種類は数多くあります。
各監査が何を目的としているかを正確に覚えるようにしましょう。
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