ITパスポートの過去問
令和5年度
マネジメント系 問18

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問題

令和5年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

ITが適切に活用されるために企業が実施している活動を、ルールを決める活動と、ルールに従って行動する活動に分けたとき、ルールを決める活動に該当するものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

ルールを定め、ルールに従って行動する、いわゆるITガバナンスに関する問題です。

選択肢1. IT投資判断基準の確立

IT投資の判断基準を決めることですので、ルールを決める活動に該当します。

よって本選択肢の内容は正しいです。

選択肢2. SLA遵守のためのオペレーション管理

SLAを遵守するために、オペレーションが適切にされているかどうかを管理することですので、ルールに従って行動する活動のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

なお、SLAとは、サービスを提供する側と受ける側でサービスの品質について合意した契約内容を言います。

選択肢3. 開発プロジェクトの予算管理

立てられた予算のもと、適切に予算執行されているかを管理することですので、ルールに従って行動する活動のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

選択肢4. 標準システム開発手法に準拠した個別のプロジェクトの推進

開発手法に従って、プロジェクトを推進していくことですので、ルールに従って行動する活動のことです。

よって本選択肢の内容は誤りです。

まとめ

ITガバナンスの強化は実務においても、とても重要視されています。内部統制と関連して理解しておきましょう。

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02

4つの選択肢はそれぞれITが適切に活用されるための企業の活動であり、それぞれルールを決める段階とルールに従って行動する段階に分けることができますが、その分け方は選択肢に使われている語句で判断することになります。

選択肢1. IT投資判断基準の確立

IT投資判断基準というルールを確立させるつまり作る段階であり、このルールに従った活動が行われます。よって、正解の「ルールを決める活動」になります。

選択肢2. SLA遵守のためのオペレーション管理

既に作られたSLAと呼ばれるルールを遵守するための行動なので、「ルールに従って行動する活動」に当たります。

選択肢3. 開発プロジェクトの予算管理

「開発プロジェクトの予算」がルールでありそれを管理する活動なので、「ルールに従って行動する活動」に当たります。

選択肢4. 標準システム開発手法に準拠した個別のプロジェクトの推進

標準システム開発手法と呼ばれる基準に「準拠」した行動を取っているので、「ルールに従って行動する活動」に当たります。

まとめ

この問題では「ルールを作る段階か否か」が問われており、選択肢の中に「遵守」、「準拠」、「管理」といったフレーズがあれば「ルールは既に作られている」と認識して大丈夫です。

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03

ルール策定前の内容か、策定後の内容かを見極めるのがポイントです

選択肢1. IT投資判断基準の確立

ルールを決める活動に該当します

選択肢2. SLA遵守のためのオペレーション管理

ルールを決める活動ではなく、ルールに従って行動する活動に該当します

選択肢3. 開発プロジェクトの予算管理

ルールを決める活動ではなく、ルールに従って行動する活動に該当します

選択肢4. 標準システム開発手法に準拠した個別のプロジェクトの推進

ルールを決める活動ではなく、ルールに従って行動する活動に該当します

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