ITパスポート 過去問
令和7年度
問77 (テクノロジ系 問22)
問題文
ネットワークやホストを監視することによって、不正アクセスや不審な通信を発見し、報告する仕組みはどれか。
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問題
ITパスポート試験 令和7年度 問77(テクノロジ系 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
ネットワークやホストを監視することによって、不正アクセスや不審な通信を発見し、報告する仕組みはどれか。
- DMZ
- IDS
- アンチパスバック
- ボット
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この過去問の解説 (1件)
01
各用語の中から正しいものを選ぶ問題です。
各選択肢をみていきます。
DMZはDe Militarized Zoneで非武装地帯という意味です。
ネットワーク構成において外部と内部の間に設けるものです。
例としては、Webサーバのように外部に公開するサービスを配置するために使用します。
DMZを正しく配置すると、公開サーバが攻撃されても、内部ネットワークへの侵入を防ぐことができます。
セキュリティに関連する技術ですが、ネットワーク侵入を検知する仕組みではないため、本選択肢は不正解です。
IDSはIntrusion Detection Systemの略で侵入検知システムという意味です。
ネットワークやホストを監視して、不正アクセスや不審な通信を検知したら管理者に報告します。
本選択肢が正解です。
カードキーなどで入退室が管理されているエリアに一度入室した人が、退室手続きをすることなく同じ場所から退室できないものです。
入退室の正確な記録を作成できることや、カードキーなどを他人に貸して入室できるようにすることを防ぐことができます。
セキュリティに関連する技術ですが、ネットワーク侵入を検知する仕組みではないため、本選択肢は不正解です。
ボットはコマンドによって不正な活動を行うプログラムです。
サイバー攻撃のツールとして用いられるものです。
そのため本選択肢は不正解です。
IDSと似ている技術として、IPS(Intrusion Prevention System:侵入防御システム)が挙げられます。
IDSはネットワークやホストを監視し、不正アクセスや不審な通信を検知して報告することを目的としたシステムです。
IPSはネットワークやホストを監視し、不正アクセスや不審な通信を検知するところまではIDSと同じですが、検知した後に通信を遮断するといった対処をします。
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