ITパスポート 過去問
令和7年度
問84 (テクノロジ系 問29)

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問題

ITパスポート試験 令和7年度 問84(テクノロジ系 問29) (訂正依頼・報告はこちら)

ISMSにおける情報セキュリティ方針に関する記述として、適切なものはどれか。
  • 機密事項が記載されているので、伝達する範囲を社内に限定する必要がある。
  • 情報セキュリティ対策は一度実施したら終わりではないので、ISMSを継続的に改善するコミットメントを含める必要がある。
  • 部門の特性に応じて最適化するので、ISMSを適用する組織全体ではなく、部門ごとに定める必要がある。
  • ボトムアップを前提としているので、各職場の管理者によって承認される必要がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

情報セキュリティ方針とは、組織の経営層が定め、全社員に周知する基本方針のことです。

各選択肢をみていきます。

選択肢1. 機密事項が記載されているので、伝達する範囲を社内に限定する必要がある。

機密事項ではなく情報セキュリティ方針を記載しています。

必要であれば社外に公開することもあるため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. 情報セキュリティ対策は一度実施したら終わりではないので、ISMSを継続的に改善するコミットメントを含める必要がある。

環境やリスクは常に変化しているため継続的な改善が必要です。

そのため本選択肢が正解です。

選択肢3. 部門の特性に応じて最適化するので、ISMSを適用する組織全体ではなく、部門ごとに定める必要がある。

部門ごとに異なる方針を立てると、組織全体の整合性が失われる恐れがあるため、組織全体で一貫して定めます。

そのため本選択肢は不正解です。

 

選択肢4. ボトムアップを前提としているので、各職場の管理者によって承認される必要がある。

経営層が承認するトップダウン型の方針であるため、本選択肢は不正解です。

 

まとめ

本問で問われた内容を最後にまとめます。

 

・情報セキュリティ方針は経営層が承認し、組織全体で一貫して適用します。

・社員全員に周知され、必要に応じて社外にも公開されます。

・環境変化に対応するため、継続的改善のコミットメントを含めます。

・情報セキュリティ方針は経営層が主導するよう求められています。

 

 

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