1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題A 問11

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題A 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

点検できない乾燥した隠ぺい場所に施設できる300V以下の低圧屋内配線工事の種類として、適当でないものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 2

1 金属管工事はどこの場所でも、制限なく施工できる工事です。

2 金属せんぴ工事は乾燥した隠蔽場所には施工できません。金属せんぴ工事は展開した乾燥場所、点検できる乾燥場所には施工できます。

3 合成樹脂管工事はどこの場所でも、制限なく施工できる工事です。

4 金属可とう電線管工事は特殊な場所以外なら、施工できる工事です。

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02

「点検できない」「乾燥した」「隠ぺい」場所に施設できる300V以下の低圧屋内配線工事の種類

に関する問題です。この問題は電気関連では頻出です。

選択肢1. 金属管工事

適当です。

「金属管工事」は設置場所や使用電圧の制限なく使用が可能です。

選択肢2. 金属線ぴ工事

適当ではありません。

「金属線ぴ工事」は点検が可能な箇所にしか使用できません。さらに湿気のある箇所、隠蔽箇所にも使用できません。

金属製の線ぴを使用する工事で、その金属製の線ぴの中に電線を通して配線する工事であるから故です。

選択肢3. 合成樹脂管工事

適当です。

「合成樹脂管工事」は設置場所や使用電圧の制限なく使用が可能です。

選択肢4. 金属可とう電線管工事

適当です。

「金属可とう電線管工事」は特殊な場所以外では使用が可能です。その「特殊な場所」とは、

一つ、爆燃性粉じんがある場所

一つ、可燃性ガス等がある場所

一つ、可燃性粉じんがある場所

一つ、危険物等がある場所   となります。

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03

2 の 金属線ぴ工事 が適当ではなく、正解になります。

金属線ぴ工事は、展開した場所、点検できる隠蔽場所で乾燥した場所で使用できます。

1,3 の 金属管工事と合成樹脂管工事は、設置場所、使用電圧の制限なく使用できます。

4 .金属可とう電線管工事は以下の「特殊な場所」以外で制限なく施工できます。

  爆燃性粉じんのある場所
  可燃性ガス等のある場所
  可燃性粉じんのある場所
  危険物等のある場所

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