1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題A 問22

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題A 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

室内の二酸化炭素の濃度を1,000ppm以下に保つために必要な最小換気量として、適当なものはどれか。
ただし、外気中の二酸化炭素の濃度は400ppm、室内における二酸化炭素発生量は0.3m3/hとする。
  • 300m3/h
  • 500m3/h
  • 1,000m3/h
  • 2,000m3/h

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この過去問の解説 (3件)

01

2 の 500m3/h が正解になります。

必要換気量 V は以下の式で求められます。

  1000ppm = 0.001 (m3/m3)

  V = M ÷ (C − C0)

   = 0.3÷(0.001-0.0004)

   = 500

 ここで

  V:必要換気量(m3/h)

  M:室内の汚染ガス発生量(m3/m3)

  C:室内の許容濃度(m3/m3)

  C0:外気の汚染ガス濃度(m3/m3)

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02

正解  2

1 不正解になります。

2 必要換気量の公式は以下になります。

V=M/C-C0

V:必要換気量
M:二酸化炭素発生量
C:室内二酸化炭素許容濃度
C0:外気の二酸化炭素濃度

3 不正解になります。

4 不正解になります。

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03

室内の汚染源の濃度を、ある値以下に保つための換気量を求める問題です。

 

必要換気量Vは次の式で求めます。

V= M/(Ci-Co)

 

V:必要換気量[m3/h]、M:室内のCO2発生量[m3/h]

Ci:室内のCO2設計基準濃度[m3/m3]、Co:取入れ外気のCO2濃度[m3/m3]

 

V=0.3 [m3/h]/(10×10-4-4×10-4 ) [m3/m3]

 = 500 [m3/h]

 

室内の必要換気量は、500 [m3/h]となります。

選択肢1. 300m3/h

計算式か計算の誤りです。

選択肢2. 500m3/h

解説どおりの値です。

選択肢3. 1,000m3/h

計算式か計算の誤りです。

選択肢4. 2,000m3/h

計算式か計算の誤りです。

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