1級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
問題B 問63

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 学科試験 問題B 問63 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事現場における安全管理に関する文中、(   )内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められた数値の組合せとして、正しいものはどれか。

架設通路の勾配は、( A )度以下とする。ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。
また、屋内に設ける通路については、通路面から高さ( B )m以内に障害物を置いてはならない。
  • A:20  B:1.8
  • A:20  B:2
  • A:30  B:1.8
  • A:30  B:2

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解 A:30 B:1.8

選択肢3. A:30  B:1.8

A:30 

安衛則の条文では下記のように記されています。

(架設通路)

第552条 事業者は、架設通路については、次に定めるところに 適合したものでなければ使用してはならない。

2)勾配は、30度以下とすること。

ただし、階段を設けたもの又は高さが2メートル未満で 丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。

これにより、正解は30度以下となります。 但し書きの部分も一緒に覚えておくと良いでしょう。

B:1.8 通路面より高さ1.8m以内には障害物をおいてはいけません。

参考になった数54

02

「労働安全衛生法」上での建設工事現場における安全管理に関する問題です。

選択肢1. A:20  B:1.8

適当ではありません。

選択肢2. A:20  B:2

適当ではありません。

選択肢3. A:30  B:1.8

適当です。

労働安全衛生規則第552条の二に「勾配」について

労働安全衛生規則第542条の三に「障害物」について述べられています。

選択肢4. A:30  B:2

適当ではありません。

参考になった数29

03

建設工事現場における安全管理に関する問題です。

 

仮設通路については、「労働安全衛生規則第552条(架設通路)」に次のように定められています。

【 架設通路は、次に適合したものとして使用します。

1.丈夫な構造とする。

2.勾配は、30度以下とします。ただし、階段を設けたもの、高さが 2 m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りではありません

3.勾配が 15 度を超えるもは、踏桟や滑止めを設けます。

その他の条項は省略します。 】

 

屋内に設ける通路については、「労働安全衛生規則第542条(屋内に設ける通路)」に次のように定められています。

【 屋内に設ける通路については、次に定めるようにします。

1.用途に応じた幅とします。

2.通路面は、つまずき・すべり・踏抜等の危険がない状態に保持します。

3.通路面から高さ 1.8 m以内に障害物を置かないようにします。 】

 

以上の法文から、問題文を整理すると次のようになります。

 

架設通路の勾配は、A(30)度以下とする。ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。

また、屋内に設ける通路については、通路面から高さB(1.8)m以内に障害物を置いてはならない。

選択肢1. A:20  B:1.8

Aが誤りです。

選択肢2. A:20  B:2

A、Bともに誤りです。

選択肢3. A:30  B:1.8

解説どおりです。

選択肢4. A:30  B:2

Bが誤りです。

参考になった数0