1級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
問題A 問37

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 学科試験 問題A 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

JISに規定する「建築物の用途別による屎尿浄化槽の処理対象人員算定基準」に示されている処理対象人員の算定式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ホテルの処理対象人員は、延べ面積に結婚式場又は宴会場の有無により異なる定数を乗じて算定する。
  • 喫茶店の処理対象人員は、席数に定数を乗じて算定する。
  • 高速道路のサービスエリアの処理対象人員は、駐車ます数にサービスエリアの機能別に異なる定数を乗じて算定する。
  • 駅・バスターミナルの処理対象人員は、乗降客数に定数を乗じて算定する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 2 

1 ホテルの処理人員は延べ床面積に定数をかけて求めます。

2  喫茶店の処理対象人員は、延べ床面積に定数をかけて求めます。

3  高速道路のサービスエリアの処理対象人員は、駐車ます数にサービスエリアの機能別に異なる定数をかけて求めます。
PA、SAの売店の有り無しで定数は変化します。

4 駅・バスターミナルの処理対象人員は、乗降客数に定数をかけて求めます。

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02

「建築物の用途別による屎尿浄化槽の処理対象人員算定基準」における処理対象人員の算定式に関する問題です。

選択肢1. ホテルの処理対象人員は、延べ面積に結婚式場又は宴会場の有無により異なる定数を乗じて算定する。

適当です。

ホテルの処理対象人員に関しては、

①結婚式場又は宴会場がある場合 延べ面積×人員×0.15

②結婚式場又は宴会場がない場合 延べ面積×人員×0.075

となっております。 

選択肢2. 喫茶店の処理対象人員は、席数に定数を乗じて算定する。

適当ではありません。

喫茶店の処理対象人員は、延べ面積×0.80 となります。

選択肢3. 高速道路のサービスエリアの処理対象人員は、駐車ます数にサービスエリアの機能別に異なる定数を乗じて算定する。

適当です。

高速道路のサービスエリアの処理対象人員は、駐車ます数×サービスエリアの機能別に異なる定数

となります。

選択肢4. 駅・バスターミナルの処理対象人員は、乗降客数に定数を乗じて算定する。

適当です。

駅・バスターミナルの処理対象人員は、乗降客数×定数(乗降客数によって変動)

となります。

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03

JISに規定する「建築物の用途別による屎尿浄化槽の処理対象人員算定基準」の算定式に関する問題です。

選択肢1. ホテルの処理対象人員は、延べ面積に結婚式場又は宴会場の有無により異なる定数を乗じて算定する。

問題文の通りです

 

ホテル ・旅館

結婚式場又は宴会場をもつ場合     n=0.15A

結婚式場又は宴会場をもたない場合   n=0.075A

n:人員(人),A:延べ面積 (m2)

選択肢2. 喫茶店の処理対象人員は、席数に定数を乗じて算定する。

喫茶店の処理対象人員は、席数ではなく延べ面積に定数を乗じて算定します

 

喫茶店   n=0.080A

n:人員(人),A:延面積 (m2)

選択肢3. 高速道路のサービスエリアの処理対象人員は、駐車ます数にサービスエリアの機能別に異なる定数を乗じて算定する。

問題文の通りです

 

サービスエリア

便所

一般部      n=3.60P

観光部      n=3.83P

売店なしPA   n=2.55P

売店

一般部      n=2.66P

観光部      n=2.81P

n:人員(人),P:駐車ます数(ます)

選択肢4. 駅・バスターミナルの処理対象人員は、乗降客数に定数を乗じて算定する。

問題文の通りです

 

駅・バスターミナル

P<100,000の場合        n=0.008P

100,000≦P<200,000の場合   n=0.010P

200,000≦Pの場合        n=0.013P

n:人員(人),P:乗降客数(人/日)

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