1級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問14 (問題A 問14)
問題文
図に示す単純梁の2点に集中荷重Pが作用する場合の曲げモーメント図として、適当なものはどれか。

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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 問14(問題A 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す単純梁の2点に集中荷重Pが作用する場合の曲げモーメント図として、適当なものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)
01
曲げモーメント図に関する問題です。
この問題のポイントは「2点」に集中荷重Pが作用する場合、というところです。
適当ではありません。
適当ではありません。
間違えて選ぶ可能性が高いのはこれになると思いますが、このパターンは「等分布荷重」の場合です。
適当です。
荷重のかかる点までは比例的直線になり集中荷重Pが同じ値ならその間は一定になります。
梁の端点から点Pを結んで反対側の梁の端点まで結び、反転したものがモーメントになっています。
適当ではありません。
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02
正解は3です
集中荷重が作用する曲げモーメント図は、直線になります。
荷重Pの2点と支点を結べば3の図になります。
曲線は等分布荷重です。
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03
単純梁の2点に集中荷重Pが作用する場合の曲げモーメント図に関する問題です。
モーメント図は、下の図のように、右側の荷重が掛かったときのモーメント図と、左側の荷重が掛かったときのモーメント図の合成となります。
左側の図から、A点周りのモーメントのつり合い式から、反力RAとRBが求まります。
RA=2/3・P、RB=1/3・P
A点からd離れた所のモーメントは、Md=2/3・P・dとなって、力Pが働くところのモーメントが一番大きくなり、Md=2/9・P・Lとなります。A点とB点のモーメントはゼロとなるため、モーメント図は、左側の2番目の図となります。
同様に、右側の梁の図のモーメント図も、右側の2番目の図となります。
右側と左側のモーメント図の合成が、3番目の図です。
一番モーメントが大きい値をyとし、梁の中心の木綿との大きさは、xとしていますが、合成後の梁の中心のモーメントはxの2倍になります。
モーメントがyとなる点は、Bから1/3L離れた所です。ここのモーメントは、左側の図のモーメント図の2/3Lの位置に当たる点のモーメントの大きさで、zの値と同じです。
したがって、合成したときのB点から1/3Lの位置のモーメントの大きさは、y+zの大きさとなり、計算は出しませんが、2xの大きさとなります。
したがって、合成した後のモーメント図は、4番目の図のようになります。
(計算の過程を出すと、計算は簡単ですが、文書が複雑になるため省略します。)
誤
誤った図で、中心付近にモーメントが無いのは、明らかな誤りです。
誤
等分布荷重が梁に掛かったときのモーメント図です。
正
解説どおりです。
誤
モーメントは連続した値を取るので、中心がへこむモーメント図は誤りです。
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