1級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問58 (問題B 問58)

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 問58(問題B 問58) (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 口径が600mm以上のスパイラルダクトの接続は、一般的に、フランジ継手が使用される。
  • 排煙ダクトに使用する亜鉛鉄板製の長方形ダクトの板厚は、高圧ダクトの板厚とする。
  • シーリングディフューザー形吹出口は、最小拡散半径が重なるように配置する。
  • 長辺が450mmを超える保温を施さない亜鉛鉄板製ダクトには、補強リブを入れる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.〇

口径が600mm以上のスパイラルダクトの接続は、一般的に、フランジ継手が使用されます。

だたし、用途によっては600mm以下であってもフランジ接続となりますので注意してください。

2.〇

排煙ダクトに使用する亜鉛鉄板製の長方形ダクトの板厚は、高圧ダクトの板厚となります。

3.×

シーリングディフューザー形吹出口は、部屋全体を最大拡散半径で覆い、かつ最小拡散半径が重ならないように均等に配置します。そうすることで、快適な室内環境を作れます。

4.〇

長辺が450mmを超える保温を施さない亜鉛鉄板製ダクトには、補強リブを入れます。

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02

ダクト及びダクト付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 口径が600mm以上のスパイラルダクトの接続は、一般的に、フランジ継手が使用される。

適当です。

これはかならずおさえましょう。

口径が600mm以上のスパイラルダクトの接続は、一般的に、フランジ継手が使用されます。

選択肢2. 排煙ダクトに使用する亜鉛鉄板製の長方形ダクトの板厚は、高圧ダクトの板厚とする。

適当です。

「排煙ダクト」に使用する亜鉛鉄板製の長方形ダクトの板厚に関しては「高圧ダクトの板厚」とします。

選択肢3. シーリングディフューザー形吹出口は、最小拡散半径が重なるように配置する。

適当ではありません。

天井吹き出し口に主に使用される「シーリングディフューザー形吹出口」は、最小拡散半径が重なったり、壁面に重なったりする箇所はドラフトが生じてしまう可能性があるので避けるようにしなければなりません。

選択肢4. 長辺が450mmを超える保温を施さない亜鉛鉄板製ダクトには、補強リブを入れる。

適当です。

これはおさえておいてください。

「長辺が450mmを超える」、「保温を施さない」亜鉛鉄板製ダクトには、補強リブを入れます。

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03

ダクト及びダクト付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 口径が600mm以上のスパイラルダクトの接続は、一般的に、フランジ継手が使用される。

問題文内容通りです

 

スパイラルダクトの接合は、径600 mm以上では、フランジ接合となります。

フランジ部に折り返しができない場合は、フランジ山形鋼とフランジ間にシールで塞ぎます。

選択肢2. 排煙ダクトに使用する亜鉛鉄板製の長方形ダクトの板厚は、高圧ダクトの板厚とする。

問題文内容通りです

 

亜鉛鉄板製の長方形ダクトでは、板厚は高圧1か高圧2ダクトの板厚を用います。

ダクト長辺板厚
450 mm以下0.8mm
450mmを超え1200mm以下1.0mm
1200mmを超える1.2mm

選択肢3. シーリングディフューザー形吹出口は、最小拡散半径が重なるように配置する。

シーリングディフューザー形吹出口は、最小拡散半径が重ならないように配置する

 

シーリングディフューザーの出口は複数枚のコーンで、多層に渡って空気が吹出されるため、強い誘引作用があり空気分布に優れた吹出口です。

吹出気流と室内空気の温度差が大きいとき、吹出気流速度が大きいときには、吹出気流と室内空気が良く混じり合い、ドラフトをほとんど感じません。

 

吹出気流の残風速が0.25 m/sの区域を最大拡散半径といい、残風速が0.5 m/sの区域を最小拡散半径と言い、最大拡散半径ではドラフトを感じることはありませんが、最小拡散半径が重なるとドラフトを感じます

したがって、最小拡散半径が重ならないようにすると、ドラフトをほとんど感じなくなります。

選択肢4. 長辺が450mmを超える保温を施さない亜鉛鉄板製ダクトには、補強リブを入れる。

問題文内容通りです

 

ダクトの板振動による騒音の防止には、450mmを超える長辺への保温を施さないダクトには、300mm間隔以下のピッチで補強リブを入れます。

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