1級管工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
問題B 問53

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 学科試験 問題B 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

冷凍機の試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 冷却水ポンプ、冷水ポンプ及び冷却塔を起動し、冷水量及び冷却水量が規定流量であることを確認する。
  • 停止サーモスタットの設定値が冷水温度の規定値より高いことを確認する。
  • 冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔とのインターロックを確認してから冷凍機の起動スイッチを入れる。
  • 冷水量が過度に減少した場合、断水リレーの作動により冷凍機が停止することを確認する。

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この過去問の解説 (2件)

01

冷凍機の試運転調整についての問題です。

選択肢1. 冷却水ポンプ、冷水ポンプ及び冷却塔を起動し、冷水量及び冷却水量が規定流量であることを確認する。

冷凍機の試運転調整では、冷却水ポンプ、冷水ポンプ及び冷却塔を起動し、冷水量及び冷却水量が規定流量であることを確認します。

選択肢2. 停止サーモスタットの設定値が冷水温度の規定値より高いことを確認する。

規定値より高いが誤りです。正しくは、規定値以下です。

停止サーモスタットの設定値が冷水温度の規定値以下であることを確認します。

選択肢3. 冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔とのインターロックを確認してから冷凍機の起動スイッチを入れる。

冷凍機の試運転調整では、冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔とのインターロックを確認してから冷凍機の起動スイッチを入れます。

選択肢4. 冷水量が過度に減少した場合、断水リレーの作動により冷凍機が停止することを確認する。

冷凍機の試運転調整では、冷水量が過度に減少した場合、断水リレーの作動により冷凍機が停止することを確認します。

まとめ

インターロックとは、

機器の運転条件が整わないと起動せずに停止する安全装置のことです。

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02

冷凍機の「試運転調整」に関する問題です。

選択肢1. 冷却水ポンプ、冷水ポンプ及び冷却塔を起動し、冷水量及び冷却水量が規定流量であることを確認する。

適当です。

本文のとおり冷却水ポンプ、冷水ポンプ及び冷却塔を起動し、「冷水量」及び「冷却水量」が規定流量であることを確認します。

選択肢2. 停止サーモスタットの設定値が冷水温度の規定値より高いことを確認する。

適当ではありません。

停止サーモスタットは「冷水温度が低すぎるとき」にはたらくものなので

正しくは、「冷水温度の規定値より低いことを確認する」となります。

選択肢3. 冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔とのインターロックを確認してから冷凍機の起動スイッチを入れる。

適当です。

冷凍機の起動スイッチを入れるのは、冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔とのインターロックを確認してから行います。

選択肢4. 冷水量が過度に減少した場合、断水リレーの作動により冷凍機が停止することを確認する。

適当です。

本文のとおり、冷水量が過度に減少した場合、断水リレーの作動により冷凍機が停止することを確認します。 

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