1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題B 問21

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題B 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

業務用冷凍空調機器の整備及び撤去等に関する記述のうち、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」上、誤っているものはどれか。
  • 第一種特定製品整備者は、第一種特定製品にフロン類を充塡するときは、第一種フロン類充塡回収業者に委託しなければならない。
  • 第一種フロン類充塡回収業を行おうとする者は、環境大臣の登録を受けなければならない。
  • 第一種フロン類充塡回収業者が委託を受けてフロン類の回収を行ったときは、整備を発注した第一種特定製品の管理者に回収証明書を交付しなければならない。
  • フロン類破壊業者がフロン類を破壊したときは、当該フロン類を引き取った第一種フロン類充塡回収業者に破壊証明書を送付しなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

業務用冷凍空調機器の整備及び撤去等を行うときに、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」に対しての対応についての問題です。

選択肢1. 第一種特定製品整備者は、第一種特定製品にフロン類を充塡するときは、第一種フロン類充塡回収業者に委託しなければならない。

「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律第37条第1項」の規定通りの内容です。

なお、第一種特定製品整備者が、第一種フロン類充塡回収業者を兼ねている場合は不要ですが、問題文にはそのように記載がないため、問題文は正解です。

選択肢2. 第一種フロン類充塡回収業を行おうとする者は、環境大臣の登録を受けなければならない。

「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律第27条第1項」では、第一種フロン類充塡回収業を行おうとする者は、その区域を管轄する都道府県知事の登録を受ける必要があります。

環境大臣の登録の義務はありません。

選択肢3. 第一種フロン類充塡回収業者が委託を受けてフロン類の回収を行ったときは、整備を発注した第一種特定製品の管理者に回収証明書を交付しなければならない。

「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律第39条第6項(第一種特定製品整備者の引渡義務等)」通りの規定です。

選択肢4. フロン類破壊業者がフロン類を破壊したときは、当該フロン類を引き取った第一種フロン類充塡回収業者に破壊証明書を送付しなければならない。

「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律第70条第1項(破壊証明書)」におおむね同様の内容です。

なお、保存期間は3年間です。

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