1級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)
問62 (問題B 問18)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級管工事施工管理技士試験 令和5年度(2023年) 問62(問題B 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

消防用設備等に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
  • 消防用設備等は、消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設とする。
  • 消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とする。
  • 消火活動上必要な施設には、排煙設備は含まれない。
  • 消火設備には、水バケツは含まれる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

消防法による、消防用設備等に関する問題です。

選択肢1. 消防用設備等は、消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設とする。

「消防法第17条(消防の設備等)」で、消防用設備等は、次のように書かれています。

消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設(以下「消防用設備等」という。)

選択肢2. 消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とする。

「消防法施行令第7条(消防用設備等の種類)」第1項で、「消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とする。」と規定しています。

選択肢3. 消火活動上必要な施設には、排煙設備は含まれない。

「消防法施行令第7条(消防用設備等の種類)」第6項で、消火活動上必要な施設は、次のように規定されています。

排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備、無線通信補助設備

 

したがって、問題の排煙設備は含まれない誤りです。

選択肢4. 消火設備には、水バケツは含まれる。

「消防法施行令第7条(消防用設備等の種類)」第2項で、消火設備が何かを規定しています。

水バケツは、簡易消火用具の1つとして規定されています。

参考になった数9

02

消防用設備に関する問題です。

消防用設備とは、消火設備・警報設備・避難設備・消防用水・消火活動上必要な施設

を指します。

選択肢1. 消防用設備等は、消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設とする。

その通りです。

選択肢2. 消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とする。

その通りです。

選択肢3. 消火活動上必要な施設には、排煙設備は含まれない。

誤りです。

 

消火活動上必要な施設には

排煙設備・連結散水設備・連結送水管・非常コンセント設備・無線通信補助設備

があります。

選択肢4. 消火設備には、水バケツは含まれる。

その通りです。

 

消火設備には

消火器・消火栓設備・スプリンクラー設備・自動火災報知機・簡易消火用具

があります。

水バケツは簡易消火用具に含まれます。

参考になった数1