1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問14 (問題A 1 問14)

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問14(問題A 1 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋コンクリート造の建築物に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • コンクリート中の単位水量が多いほど、乾燥収縮によるひび割れが発生しやすい。
  • 水セメント比を小さくすると、コンクリートの耐久性は低くなる。
  • 基礎の鉄筋のかぶり厚さは、捨コンクリート部分を除いた厚さとする。
  • 鉄筋コンクリート造の建築物は、一般的に、柱や梁を剛接合するラーメン構造が多い。

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この過去問の解説 (1件)

01

鉄筋コンクリート造の建築物に関する問題です。

選択肢1. コンクリート中の単位水量が多いほど、乾燥収縮によるひび割れが発生しやすい。

問題文の通りです。

 

単位水量は、骨材中の水量は含まず、フレッシュコンクリート 1 m3 中に含まれる水量です。

単位水量の大きいコンクリートは、構造体には乾燥収縮ひび割れ、ブリージング、沈降による鉄筋下面すきまや沈降ひび割れを起こし、耐久性に劣ります。

単位水量の上限値は、185 kg/m3 を原則としています。

 

なお、ブリージングとは、フレッシュコンクリートの内部の水が上方に移動する現象で、コンクリートを多孔質として強度・水密性・耐久性を小さくします。

選択肢2. 水セメント比を小さくすると、コンクリートの耐久性は低くなる。

水セメント比を小さくすると、コンクリートの耐久性は、高くなります

 

水セメント比は、フレッシュコンクリートに含まれるセメントペースト中のセメントに対する水の質量比(百分率)です。数値は小さくなると、コンクリート強度が高くなります。

水セメント比は圧縮強度と関係して、コンクリートの耐久性の指標とされ、総合的な品質に密接に関わっています。

選択肢3. 基礎の鉄筋のかぶり厚さは、捨コンクリート部分を除いた厚さとする。

問題文の通りです。

 

基礎の鉄筋のかぶり厚さは、下図に示すような構造です。

鉄筋の最小かぶり厚さが、建築基準法で定められています。建築学会では、最小かぶり厚さに、施工誤差10mmを加え、設計かぶり厚さとしています。

選択肢4. 鉄筋コンクリート造の建築物は、一般的に、柱や梁を剛接合するラーメン構造が多い。

問題文の通りです。

 

鉄筋コンクリートは、鉄筋が引張応力を負担し、コンクリートが圧縮応力を負担し、両者が合わさって粘りのある構造物を造ります。

構造は、かしらや梁を剛接合して、荷重を負担させるラーメン構造とすることが、一般的です。

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