1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午前 問9
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午前 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す3ヒンジラーメン架構のAD間に等分布荷重が作用したとき、支点Aに生じる水平反力HA及び鉛直反力VAの値の大きさの組合せとして、正しいものはどれか。
- HA=60kN、 VA=40kN
- HA=60kN、 VA=48kN
- HA=96kN、 VA=40kN
- HA=96kN、 VA=48kN
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この過去問の解説 (2件)
01
(外力)P = 30 kN/m × 4m = 120 kN
作用位置はA点から2mの位置、B点でのモーメントはMB = 0 より、
MB = − HA × 2m − VA × 6m + P × 4m = 0
MB = − HA × 2 − VA × 6 + 120 × 4 = 0・・・①
C点でのモーメントMC = 0より、
MC = + HA × 4m − VA × 3 m − P × 2m = 0
MC = + HA × 4 − VA × 3 − 120 × 2 = 0・・・②
①式 − ②式 × 2 より、
HA × ( − 2 − 8 ) + 480 + 480 = 0
HA = 960 / 10 = 96 kN
HA = 96 kN を①式に代入すると、
− 96 × 2 − VA × 6 + 480 = 0
VA = ( 480 − 192 )/ 6 = 48kN
したがいまして、支点Aに生じる水平反力HA及び鉛直反力VAの値の大きさの組み合わせとして、4が正解です。
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02
以下に解説します。
正しい。
点B及びC周りのモーメントが0となります。
MB=VA*6+HA*2+(30*4)*4=0
HA=-3VA-240・・・①
MC=VA*3-HA*4-(30*4)*4=0・・・②
①を②に代入
3VA-4*(-3VA-240)-240=0
VA=-48・・・③
③を①に代入
HA=-3*-48-240=-96
今回の問題はあくまで大きさなので
HA=96、VA=48
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