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1級建築施工管理技士の過去問 平成30年(2018年) 午前 問49

問題

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鉄筋コンクリート造の躯体改修工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
柱のコンクリートが鉄筋位置まで中性化していたため、浸透性アルカリ性付与材を塗布することとした。
   2 .
コンクリートのひび割れ幅が1.0mmを超えていたが、挙動しないひび割れであったため、シール工法を用いることとした。
   3 .
コンクリート表面の欠損深さが30mm以下であったため、ポリマーセメントモルタルによる充填工法を用いることとした。
   4 .
コンクリートの欠損部から露出している鉄筋は、周囲のコンクリートをはつり取り、錆を除去した後に防錆剤を塗布することとした。
( 1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午前 問49 )
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この過去問の解説 (2件)

44
正解は2です。

1:設問通りです。
・浸透性アルカリ性付与材とは、コンクリートの弱体化を防ぐ材料です。
・中性化とは、二酸化炭素によってコンクリートの主成分であるアルカリ性が失われ、コンクリートを弱体化させてしまう現象をいいます。

2:誤りです。
コンクリートの表面ひび割れ幅が 1.0mmを超え、挙動しないひび割れ部は、Uカットシール材充填工法で可とう性エポキシ樹脂を使用します。

補足として、コンクリートのひび割れ幅によって、改修方法が異なります。
①ひび割れ幅が0.2㎜未満
  ⇒シール工法
②ひび割れ幅が0.2㎜以上
  ⇒樹脂注入工法・Uカットシール材充填工法
更に【0.2㎜以上~1.0㎜以下】【1.0㎜超え】と【挙動の有無】によって、使用する材料が変わります。

3:設問通りです。
コンクリート表面の補修
①欠損深さ30㎜以下の場合
  ⇒ポリマーセメントモルタル充填工法
②欠損深さ30㎜以上の場合
  ⇒エポキシ樹脂モルタル充填工法
③更に深い場合は、コンクリートの打ち直しを行う必要があります。

4:設問通りです。

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0

以下に解説します。

選択肢2. コンクリートのひび割れ幅が1.0mmを超えていたが、挙動しないひび割れであったため、シール工法を用いることとした。

誤り。

コンクリートのひび割れ幅が1.0mmを超える挙動しないひび割れは、Uカットシール材充填工法とします。

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