1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問22
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
土質試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 粒度試験により、細粒分含有率等の粒度特性を求めることができる。
- 液性限界試験及び塑性限界試験により、土の物理的性質の推定や塑性図を用いた土の分類をすることができる。
- 三軸圧縮試験により、粘性土のせん断強度を求めることができる。
- 圧密試験により、砂質土の沈下特性を求めることができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「圧密試験により、砂質土の沈下特性を求めることができる。」です。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
圧密試験により、粘性土の沈下特性を求めることができます。
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02
種類が多い土質試験ですが、特に、圧密試験、一軸圧縮試験、三軸圧縮試験の特徴を捉えておくと良いです。
設問の通りです、粒度試験では粒度分布、透水性の推定、土の分類、材料としての判定を行います。
設問の通りです。液性限界試験及び塑性限界試験では、土の分類、安定性、材料、変形、塑性の判断を行い土の分類をすることができます。
設問の通りです。三軸圧縮試験では粘性土の支持力、摩擦力の算定し、せん断強度を求めることができます。
圧密試験は沈下量や沈下に要する時間を求める試験です。砂質土は透水性が高く、圧縮性が低いため、圧密量は小さく圧密試験は適しません。圧密試験は粘性土の沈下特性を求めるものであるため、設問は誤りです。
土質や求めたい特性毎にどの試験が適しているのかを系統的に把握することが土質試験を覚える早道になります。
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03
この問題のポイントは以下の通りです。土質試験は項目が多いですが出題傾向としては幅広いです。各試験の特徴を押さえておきましょう。
記述通りです。粒度試験は土の粒度分布の状態を知るための試験です。
記述の通りです。
記述の通りです。三軸圧縮試験により、粘性土のせん断強度・変形特性を求めることができます。
圧密試験は圧縮性と圧密速度により、粘性土地盤の沈下量と沈下速度の推定に利用されます。よってこの記述は誤りです。
砂質土・粘性土、強度・沈下量・特性の種類は土質試験によりさまざまです。各項目をしっかり熟読し覚えておきましょう。
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