1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問21
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
乗入れ構台の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 乗入れ構台の支柱の位置は、基礎、柱、梁及び耐力壁を避け、5m間隔とした。
- 乗入れ構台の幅は、車の通行を2車線とするため、5mとした。
- 垂直ブレース及び水平つなぎの設置は、所定の深さまでの掘削ごとに行うこととした。
- 垂直ブレースの撤去は、支柱が貫通する部分の床開口部にパッキング材を設けて、支柱を拘束した後に行うこととした。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「乗入れ構台の幅は、車の通行を2車線とするため、5mとした。」です。
設問のとおりです。
乗入れ構台の幅は、車の通行を2車線とするため、6m程度とします。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
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02
この問題のポイントは以下の通りです。
乗入れ構台の支柱、幅員、高さは出題頻度が高いです。また覚えるべき項目が多くありますのでしっかり確認しましょう。
乗入れ構台の支柱の位置は、基礎、柱、梁及び耐力壁と重ならないようにし間隔は3m~6m程度とします。
乗入れ構台の幅員は最小値として、1車線で4m程度、2車線で6m程度とします。よってこの記述は誤りです。
記述の通りです。構台の垂直ブレース及び水平つなぎは根切が進むにつれて取り付けていきます。
記述の通りです。垂直ブレースの撤去は、支柱が貫通する部分の床開口部にパッキング材を設けて、支柱を拘束した後に行うこととします。
覚えるべき数字が細かく出てきます。各項目の寸法の意図を理解し整理しておきましょう。
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03
乗入れ構台とは建築現場で設置する地下工事等の施工に欠かせない仮設の構造物です。構台上に搬出入車両を移動し重機等により施工をすることに必要なものとなります。荷重だけでなく車両に配慮した数値を覚える必要があります。
設問の通りです。乗入れ構台の支柱の間隔は3~6m以内とするため、設問の5mは適切です。
なお、基礎、柱、梁及び耐力壁を避けるのは、将来乗入れ構台の支柱盛替えを最小限とするためです。
片側通行の場合の幅員は最低4mとなりますが、建設重機を考慮すると対面通行であれば8m程度確保することが望ましいです。5mでは狭すぎるため設問は誤り。
設問の通りです。垂直ブレース及び水平つなぎは横ゆれや支柱の座屈防止の為に設置するため、掘削をすべて完了した後では無く、所定の深さまでの掘削ごとに設置をする必要があります。
設問の通りです。垂直ブレースの撤去は支柱を拘束した後に行う必要があります。
乗入れ構台の支柱は、将来乗入れ構台の支柱盛替えを最小限とするため建設物の躯体を避けて計画します。使用する施工機械や車両の配置によって、位置を決めるという問いが過去にあったため、注意してください。
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