1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問28
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 単位水量は、185 kg/m3以下とし、コンクリートの品質が得られる範囲内で、できるだけ小さくする。
- 単位セメント量が過小の場合、ワーカビリティーが悪くなり、水密性や耐久性の低下などを招きやすい。
- コンクリートの調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えたものである。
- コンクリートの調合強度を定める際に使用するコンクリートの圧縮強度の標準偏差は、コンクリート工場に実績がない場合、1.5 N/mm2とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「コンクリートの調合強度を定める際に使用するコンクリートの圧縮強度の標準偏差は、コンクリート工場に実績がない場合、1.5 N/mm2とする。」です。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
コンクリートの調合強度を定める際に使用するコンクリートの圧縮強度の標準偏差は、コンクリート工場に実績がない場合、2.5 N/mm2とします。
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02
コンクリートの強度を表す指標として、水セメント比があります。コンクリートの主要な材料である水とセメントとの割合ですが、分母分子を逆に覚えないように気をつけてください。
設問の通りです。単位水量は、185 kg/m3以下とします。コンクリートの乾燥収縮ひび割れを防止するためには、単位水量をできる限り小さくします。
設問の通りです。単位セメント量が過小の場合、ワーカビリティーが悪くなり打込み時の材料分離,締固め不足による充てん不良などが生じる可能性が高くなり結果として水密性や耐久性の低下などを招きやすくなります。
設問の通りです。コンクリートの調合管理強度(Fm)は、品質基準強度(Fq)と構造体強度補正値(mSn)を足した値です。
コンクリートの調合強度を定める際に使用するコンクリートの圧縮強度の標準偏差は、コンクリート工場に実績がない場合、2.5N/mm2または調合管理強度(Fm)の0.1倍の大きい方とします。よって設問は誤りです。
あわせて高強度コンクリートの数値も覚えることで正答率が向上します。
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03
この問題のポイントは以下の通りです。コンクリート調合の単位水量・単位セメント量はしっかり押さえておきましょう。
記述の通りです。
記述の通りです。単位セメント量が過小の場合、ワーカビリティーが悪くなり、豆板や欠陥の発生により水密性や耐久性の低下などを招きやすいです。
記述の通りです。
コンクリートの調合強度を定める際に使用するコンクリートの圧縮強度の標準偏差は、コンクリート工場に実績がない場合、2.5 N/mm2または0.1Fmの大きい値とします。よってこの記述は誤りです。
普通コンクリートの調合の上限値、下限値は必ず覚えておきましょう。
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