1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問40

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

鋼製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ステンレス鋼板製のくつずりは、表面仕上げをヘアラインとし、厚さを1.5 mmとした。
  • 丁番やピポットヒンジなどにより、大きな力が加わる建具枠の補強板は、厚さを2.3 mmとした。
  • 外部に面する両面フラッシュ戸の見込み部は、下部を除いた三方を表面板で包んだ。
  • 外部に面する両面フラッシュ戸の表面板は、鋼板製のものを用い、厚さを0.6 mmとした。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「外部に面する両面フラッシュ戸の表面板は、鋼板製のものを用い、厚さを0.6 mmとした。」です。

選択肢1. ステンレス鋼板製のくつずりは、表面仕上げをヘアラインとし、厚さを1.5 mmとした。

設問のとおりです。

選択肢2. 丁番やピポットヒンジなどにより、大きな力が加わる建具枠の補強板は、厚さを2.3 mmとした。

設問のとおりです。

選択肢3. 外部に面する両面フラッシュ戸の見込み部は、下部を除いた三方を表面板で包んだ。

設問のとおりです。

選択肢4. 外部に面する両面フラッシュ戸の表面板は、鋼板製のものを用い、厚さを0.6 mmとした。

外部に面する両面フラッシュ戸の表面板は、鋼板製のものを用い、

厚さを1.6mm以上とします。

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02

鋼製建具に関する問題です。建具の制作だけでなく、吊り込み、金具、調整方法についても詳しく覚えておくと良いです。

選択肢1. ステンレス鋼板製のくつずりは、表面仕上げをヘアラインとし、厚さを1.5 mmとした。

設問の通りです。くつずりのステンレス厚は1.5mmとします。

選択肢2. 丁番やピポットヒンジなどにより、大きな力が加わる建具枠の補強板は、厚さを2.3 mmとした。

設問の通りです。補強板は2.3mm以上とします。

選択肢3. 外部に面する両面フラッシュ戸の見込み部は、下部を除いた三方を表面板で包んだ。

設問の通りです。下部を除いた上部左右の三方を表面板で包みます。

選択肢4. 外部に面する両面フラッシュ戸の表面板は、鋼板製のものを用い、厚さを0.6 mmとした。

設問は誤りです。厚みを1.6mm以上とします。

まとめ

ステンレス製建具の鋼板類の厚さは一般部1.5mm、くつずり1.5mm、裏板1.6mm以上、補強板の類2.3mm以上です。まとめて覚えておきましょう。

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03

この問題のポイントは以下の通りです。鋼製建具の表面材の厚さが各種異なります。しっかり押さえておきましょう。

選択肢4. 外部に面する両面フラッシュ戸の表面板は、鋼板製のものを用い、厚さを0.6 mmとした。

外部に面する両面フラッシュ戸の表面材の厚みは1.6㎜とします。また表面材は下部を除き三方の見込み部まで包みます。よってこの記述は誤りです。

まとめ

一般的に両面フラッシュ戸において表面材を包むのは下部を除く三方です。覚えておきましょう。

参考になった数6