1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問41

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート素地面の塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、塗料に流動性をもたせるため、水で希釈して使用した。
  • 2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、気温が20℃であったため、下塗り及び中塗りの工程間隔時間を3時間とした。
  • アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、下塗り、中塗り、上塗りともに同一材料を使用し、塗付け量はそれぞれ0.10 kg/m2とした。
  • つや有合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗りの工程間隔時間を5時間とした。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、気温が20℃であったため、下塗り及び中塗りの工程間隔時間を3時間とした。」です。

選択肢1. 合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、塗料に流動性をもたせるため、水で希釈して使用した。

設問のとおりです。

選択肢2. 2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、気温が20℃であったため、下塗り及び中塗りの工程間隔時間を3時間とした。

アクリル樹脂系塗料塗りにおいて、気温が20℃であったため、

下塗り及び中塗りの工程間隔時間を3時間とします。

選択肢3. アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、下塗り、中塗り、上塗りともに同一材料を使用し、塗付け量はそれぞれ0.10 kg/m2とした。

設問のとおりです。

選択肢4. つや有合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗りの工程間隔時間を5時間とした。

設問のとおりです。

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02

この問題のポイントは以下の通りです。塗装工事において仕様をしっかり押さえておきましょう。水性、油性塗料によって希釈する材料が異なります。

選択肢2. 2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、気温が20℃であったため、下塗り及び中塗りの工程間隔時間を3時間とした。

2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、下塗り及び中塗りの工程間隔時間は16時間以上7日以内とします。よってこの記述は誤りです。

まとめ

合成樹脂エマルションペイントは水性です。つまり水で希釈します。覚えておきましょう。

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03

塗装工事については調合を覚えると良いでしょう。

選択肢1. 合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、塗料に流動性をもたせるため、水で希釈して使用した。

設問の通りです。合成樹脂エマルションペイントは水性のため、水で希釈して流動性をもたせることが可能です。

選択肢2. 2液形ポリウレタンエナメル塗りにおいて、気温が20℃であったため、下塗り及び中塗りの工程間隔時間を3時間とした。

設問は誤りです。コンクリート素地面に2液形ポリウレタンエナメル塗りを行う場合の工程間隔時間は16時間以上、7日以内ですので3時間だと短いです。

選択肢3. アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、下塗り、中塗り、上塗りともに同一材料を使用し、塗付け量はそれぞれ0.10 kg/m2とした。

設問の通りです。下塗り・中塗り・上塗りともに同一材料を用い、塗り付け量も同一に0.10kg/㎡とします。

選択肢4. つや有合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗りの工程間隔時間を5時間とした。

設問の通りです。つや有合成樹脂エマルションペイント塗りの工程間隔時間は5時間以上とします。

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