1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問61

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問61 (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理における検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 購入検査は、提出された検査ロットを購入してよいかどうかを判定するために行う検査で、品物を外部から購入する場合に適用する。
  • 中間検査は、製品として完成したものが要求事項を満足しているかどうかを判定する場合に適用する。
  • 間接検査は、長期にわたって供給側の検査結果が良く、使用実績も良好な品物を受け入れる場合に適用する。
  • 巡回検査は、検査を行う時点を指定せず、検査員が随時工程をパトロールしながら行う場合に適用する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「中間検査は、製品として完成したものが要求事項を満足しているかどうかを判定する場合に適用する。」です。

選択肢1. 購入検査は、提出された検査ロットを購入してよいかどうかを判定するために行う検査で、品物を外部から購入する場合に適用する。

設問のとおりです。

選択肢2. 中間検査は、製品として完成したものが要求事項を満足しているかどうかを判定する場合に適用する。

中間検査は、工程の中間で行います。

選択肢3. 間接検査は、長期にわたって供給側の検査結果が良く、使用実績も良好な品物を受け入れる場合に適用する。

設問のとおりです。

選択肢4. 巡回検査は、検査を行う時点を指定せず、検査員が随時工程をパトロールしながら行う場合に適用する。

設問のとおりです。

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02

この問題のポイントは以下の通りです。品質管理における検査は全て押さえておきましょう。

選択肢1. 購入検査は、提出された検査ロットを購入してよいかどうかを判定するために行う検査で、品物を外部から購入する場合に適用する。

記述の通りです。購入検査は、提出された検査ロットを購入してよいかどうかを判定するために行う検査で、品物を外部から購入する場合に適用します。

選択肢2. 中間検査は、製品として完成したものが要求事項を満足しているかどうかを判定する場合に適用する。

中間検査とは、不良なロットが次工程へ進まないように事前に取り除くことにより、次工程より後に起こりうる損害を少なくするための検査です。よってこの記述は誤りです。

選択肢3. 間接検査は、長期にわたって供給側の検査結果が良く、使用実績も良好な品物を受け入れる場合に適用する。

記述の通りです。間接検査は、長期にわたって供給側の検査結果が良く、使用実績も良好な品物を受け入れる場合に適用します。

選択肢4. 巡回検査は、検査を行う時点を指定せず、検査員が随時工程をパトロールしながら行う場合に適用する。

記述の通りです。巡回検査は、検査を行う時点を指定せず、検査員が随時工程をパトロールしながら行う場合に適用します。

まとめ

品質管理における「中間検査」は不良なロットが次工程へ進まないように事前に取り除くことにより損害を少なくするための検査です。中間出来形検査と間違えないように覚えておきましょう。

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03

品質管理における検査に関する問は、よく設問を読みひっかからないように注意してください。

選択肢1. 購入検査は、提出された検査ロットを購入してよいかどうかを判定するために行う検査で、品物を外部から購入する場合に適用する。

設問の通りです。購入検査は、提出された検査ロットを購入してよいかどうかを判定するために行う検査で、品物を外部から購入する場合に適用します。

選択肢2. 中間検査は、製品として完成したものが要求事項を満足しているかどうかを判定する場合に適用する。

設問は誤りです。中間検査は製作途中段階で後工程に支障が出ないよう予め検査を行うものです。

この設問は完成検査の内容です。

選択肢3. 間接検査は、長期にわたって供給側の検査結果が良く、使用実績も良好な品物を受け入れる場合に適用する。

設問の通りです。間接検査は、長期にわたって供給側の検査結果が良く、使用実績も良好な品物を受け入れる場合に適用します。

選択肢4. 巡回検査は、検査を行う時点を指定せず、検査員が随時工程をパトロールしながら行う場合に適用する。

設問の通りです。巡回検査は、検査を行う時点を指定せず、検査員が随時工程をパトロールしながら行う場合に適用します。

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