1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問62
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問62 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋のガス圧接継手の外観検査の結果、不合格となった圧接部の処置に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 圧接部のふくらみの直径や長さが規定値に満たない場合は、再加熱し加圧して所定のふくらみに修正する。
- 圧接部の折曲がりが規定値を超えた場合は、再加熱して折曲がりを修正する。
- 圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は、再加熱し加圧して偏心を修正する。
- 圧接面のずれが規定値を超えた場合は、圧接部を切り取って再圧接する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は、再加熱し加圧して偏心を修正する。」です。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は、
圧接部を切り取って再圧接します。
設問のとおりです。
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02
この問題のポイントは以下の通りです。圧接部の不合格の処置に再加熱、再圧接があります。しっかり押さえておきましょう。
記述の通りです。圧接部のふくらみの直径や長さが規定値に満たない場合は、再加熱し加圧して所定のふくらみに修正します。
記述の通りです。圧接部の折曲がりが規定値を超えた場合は、再加熱して折曲がりを修正します。
圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は、圧接部を切り取って再圧接します。よってこの記述は誤りです。
記述の通りです。圧接面のずれが規定値を超えた場合は、圧接部を切り取って再圧接します。
中心軸の偏心量と圧接面のずれが規定値を超えた場合は、再圧接となります。覚えておきましょう。
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03
再加熱、再圧接の処置について覚えましょう。
設問の通りです。再加熱し加圧して所定のふくらみに修正できます。
設問の通りです。再加熱し折曲がりを修正できます。
設問は誤りです。中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は、切断し再圧接する必要があります。
設問の通りです。ずれが規定値を超えた場合は、圧接部を切り取り再圧接する必要があります。
ふくらみや曲がりに対して、軸の偏心やずれは品質への影響が大きいため切断し再圧接する必要があると覚えましょう。
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