1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問77

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

「労働基準法」上、妊産婦であるか否かにかかわらず女性を就業させることが禁止されている業務はどれか。
  • 20 kg以上の重量物を継続作業として取り扱う業務
  • つり上げ荷重が5t以上のクレーンの運転の業務
  • クレーンの玉掛けの業務
  • 足場の解体の業務

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

女性労働基準規則(3条)に年齢の区分に応じて、女性を就業させることが禁止されている重量が定められています。

設問1の「20㎏以上の重量物を継続作業として取り扱う業務」は禁止されています。断続作業の場合は30㎏までの重量物を取り扱うことができます。(18歳以上の場合)

2,3,4. 女性労働基準規則(2条)より、いずれも妊産婦として申し出た女性の就業を禁止されている業務です。妊産婦ではない女性は就業できます。

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02

「労働基準法」において、女性を就業させることが禁止されている業務についての問題です。この問題では、特に妊産婦ではなく全ての女性に適用される規定が問われています。

選択肢1. 20 kg以上の重量物を継続作業として取り扱う業務

「20 kg以上の重量物を継続作業として取り扱う業務」です。 この規定は、女性労働者が重い物を継続的に扱うことによる健康への悪影響を防ぐために設けられています。20 kgを超える重量物を継続的に扱う作業は、女性にとって過度の身体的負担となるため、法律によって禁止されています。

選択肢2. つり上げ荷重が5t以上のクレーンの運転の業務

つり上げ荷重が5t以上のクレーンの運転の業務は、妊産婦に対して制限が設けられている業務ですが、全ての女性に適用されるわけではありません。

選択肢3. クレーンの玉掛けの業務

クレーンの玉掛けの業務は、妊産婦に対して制限が設けられている業務ですが、全ての女性に適用されるわけではありません。

選択肢4. 足場の解体の業務

足場の解体の業務も同様に、特定の状況下での安全性が問題となる可能性がありますが、法律で女性の就業が禁止されているわけではありません。

まとめ

このように、労働基準法では女性の健康保護を目的として、特定の重労働を禁止する規定が設けられています。選択肢「20 kg以上の重量物を継続作業として取り扱う業務」が正解となる理由は、法的に女性に過度の身体負担を強いる業務を避けさせるためです。

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03

労働基準法についての出題です。

 

女性の就業が禁止されている業務は次の通りです。

①鉱物の掘削又は掘採等の所定の坑内業務

②一定の重量物を取り扱う業務(18歳以上の継続業務で20kg以上)

③水銀その他一定の有害物質が発散する場所での業務

選択肢1. 20 kg以上の重量物を継続作業として取り扱う業務

こちらが正解です。

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