1級建築施工管理技士の過去問
令和元年（2019年）
午後 問76

この記述は正しいです。『建設業法』において、元請負人が前払金を受けた際、下請負人への支払いについて適切な配慮をすることが求められています。これは、下請負人が資金繰りに苦労することなく工事を進めることができるようにするためです。

この記述も正しいです。『建設業法』では、元請負人が請負代金を受け取った後、適切なタイミングで下請負人へ支払いを行うことが義務付けられています。

この記述は誤りです。『建設業法』では、下請負人から完成通知を受けた元請負人が、その通知を受けてから20日以内に検査を完了しなければならないと規定されています。したがって、設問で言及された「１月以内」という期間は正確ではありません。

この記述は正しいです。元請負人は工事の完成を確認後、下請負人の要求に応じて、目的物の引渡しを行うことが求められています。

建設業法２４条の３に規定されています。

法２４条の３に規定されています。

誤りです。

法２４条の４により、元請負人は、下請負人からその請け負った建設工事が完成した旨の通知を受けたときは、当該通知を受けた日から２０日以内で、かつ、できる限り短い期間内に、その完成を確認するための検査を完了しなければなりません。一月ではありません。

法２４条の４に規定されています。