1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問78

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

建設業の事業場における安全衛生管理体制に関する記述として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
  • 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全衛生推進者を選任しなければならない。
  • 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全管理者を選任しなければならない。
  • 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、産業医を選任しなければならない。
  • 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を選任しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は(誤り) 1 です。

労働安全衛生法(12条の2)より、「安全管理者及び衛生管理者の選任が義務づけられていない中小規模事業場において、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場では安全衛生推進者を選任しなければならない」と定められています。

よって、設問1の「常時50人の労働者を使用する事業場~」は誤りです。

2. 正しいです。

労働安全衛生法(11条),施行令(3条)に定められています。

3. 正しいです。

労働安全衛生法(13条) ,施行令(5条)に定められています。

4. 正しいです。

労働安全衛生法(12条) ,施行令(4条)に定められています。

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02

労働安全衛生法に基づく各種管理者の選任について見ていきましょう。

選択肢1. 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全衛生推進者を選任しなければならない。

「事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全衛生推進者を選任しなければならない。」 この記述は誤っています。労働安全衛生法では、常時50人以上の労働者を使用する事業場の場合、安全衛生推進者を選任する必要があります。ただし、推進者の選任基準は労働者数が50人「以上」であるため、この選択肢が提示する「常時50人」ではなく、50人以上であることが正しい表現です。

選択肢2. 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全管理者を選任しなければならない。

「事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全管理者を選任しなければならない。」 この記述は正確です。労働安全衛生法では、安全管理者の選任は常時50人以上の労働者を使用する事業場で必要とされます。

選択肢3. 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、産業医を選任しなければならない。

「事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、産業医を選任しなければならない。」 産業医の選任基準については、常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が必要です。この記述も正確です。

選択肢4. 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を選任しなければならない。

「事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を選任しなければならない。」 衛生管理者についても、常時50人以上の労働者を使用する事業場での選任が求められています。この記述は適切です。

まとめ

この問題を通じて、労働安全衛生法に基づく選任義務の正確な理解が求められます。

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03

安全衛生管理体制の出題です。

安全管理者、衛生管理者、産業医については、常時50人以上の労働者を使用する事業場に選任しなければいけません。

選択肢1. 事業者は、常時50人の労働者を使用する事業場では、安全衛生推進者を選任しなければならない。

誤りです。

労働安全規則12条の2により、労働安全衛生推進者を設置しなければならないのは、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場です。

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