1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問79

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問79 (訂正依頼・報告はこちら)

建築工事現場における就業制限に関する記述として、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
  • 小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者は、つり上げ荷重が5t 未満の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。
  • フォークリフト運転技能講習を修了した者は、最大荷重が1t 以上のフォークリフトの運転の業務に就くことができる。
  • クレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重が5t 以上の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。
  • 高所作業車運転技能講習を修了した者は、作業床の高さが10 m以上の高所作業車の運転の業務に就くことができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤り)は 3 です。

クレーン等の免許と移動式クレーンの免許は異なるため、それぞれ必要に応じて免許の取得や講習、安全教育を修了する必要があります。

したがって設問3は誤りです。

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02

問題文に提示された選択肢の中から、「労働安全衛生法」に基づき誤っている記述を選ぶ必要があります。それぞれの選択肢を検討していきましょう。

選択肢1. 小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者は、つり上げ荷重が5t 未満の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。

小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者は、つり上げ荷重が5t未満の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。 この記述は正しいです。小型移動式クレーン運転技能講習は、特定の荷重以下のクレーンに対する運転技能を身につけるためのもので、5トン未満のクレーンを操作できるようになります。

選択肢2. フォークリフト運転技能講習を修了した者は、最大荷重が1t 以上のフォークリフトの運転の業務に就くことができる。

フォークリフト運転技能講習を修了した者は、最大荷重が1t以上のフォークリフトの運転の業務に就くことができる。 この記述も正しいです。フォークリフト運転技能講習を修了すれば、1トン以上の荷物を持ち上げるフォークリフトの操作が可能です。

選択肢3. クレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重が5t 以上の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。

クレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。 これが誤りです。クレーン・デリック運転士の免許は、一定の基準以上の重量を持つクレーンを運転するために必要ですが、5トン以上の移動式クレーンを運転するには、さらに特殊な資格や条件が必要となる場合があります。

選択肢4. 高所作業車運転技能講習を修了した者は、作業床の高さが10 m以上の高所作業車の運転の業務に就くことができる。

高所作業車運転技能講習を修了した者は、作業床の高さが10 m以上の高所作業車の運転の業務に就くことができる。 この記述は正しいです。高所作業車運転技能講習を受けることで、10メートル以上の作業床高の高所作業車を運転する資格が得られます。

まとめ

誤っている記述は「クレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる」です。この記述は、クレーンの運転に関する免許制度の詳細な要件を誤って解釈している可能性があります。適切な運転免許の取得は、安全な作業環境を確保するために極めて重要です。

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03

労働安全衛生法の就業制限についての出題です。

選択肢3. クレーン・デリック運転士免許を受けた者は、つり上げ荷重が5t 以上の移動式クレーンの運転の業務に就くことができる。

誤りです。

吊り上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転業務は、移動式クレーンの免許が必要です。

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