1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問80
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問80 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。ただし、特別管理産業廃棄物を除くものとする。
- 事業者は、工事に伴って発生した産業廃棄物を自ら処理しなければならない。
- 事業者は、工事に伴って発生した産業廃棄物を自ら運搬する場合、管轄する都道府県知事の許可を受けなければならない。
- 事業者は、産業廃棄物の運搬又は処分を委託した場合、委託契約書及び環境省令で定める書面を、その契約の終了の日から5年間保存しなければならない。
- 事業者は、産業廃棄物の運搬又は処分を委託した際に産業廃棄物管理票を交付した場合、管理票の写しを、交付した日から5年間保存しなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解(誤り)は 2 です。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(14条1項)より、事業者自ら産業廃棄物を運搬する場合は、管轄する都道府県知事の許可は必要ありません。
したがって、設問2の「~都道府県知事の許可を受けなければならない」は誤りです。
1. 正しいです。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(3条)に定められています。
3.正しいです。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(施行令6条の2五号,施行規則8条の4の3)に定められています。
4.正しいです。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(施行令12条の3第2項,施行規則8条の21の2)に定められています。
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02
廃棄物処理法についての出題です。
廃棄物処理法11条1項により、事業者はその産業廃棄物を自ら処理しなければなりません。
誤りです。
産業廃棄物の収集又は運搬を業として行おうとする者は、当該業を行おうとする区域を管轄する都道府県知事の許可を受けなければなりません。ただし、事業者が、工事に伴って発生した産業廃棄物を自ら運搬する場合はこのかぎりではありません。
設問の通りです。(法16条6項)
設問の通りです。(法12条の3)
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03
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づく正しい取り扱いを見極めるため、それぞれの選択肢について詳細に検討してみましょう。
この記述は、法律上、事業者が自身で廃棄物を処理する義務を持つということを正しく表しています。『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』において、産業廃棄物の発生者は、その処理を適切に行う責任があることが定められています。
この選択肢が誤りである理由は、産業廃棄物を事業者自らが運搬する場合には、一般的に都道府県知事の許可は必要ないという規定があるためです。法律では、運搬業者に許可を求めることは規定されていますが、事業者が自ら運搬する場合には該当しません。
この記述は正しいです。産業廃棄物を他者に委託する場合、関連する契約書類や法的に要求される書面を保存する義務が法律によって定められています。これは廃棄物の適正な処理と追跡を確保するための重要な規定です。
この記述も正しいです。産業廃棄物管理票は、廃棄物の適正な処理を追跡し、記録するための重要な文書であり、法律で保存期間が規定されています。
誤りの選択肢について、事業者が自己の廃棄物を自ら運搬する際には、このような許可は一般的には必要ではありません。この点を理解することは、廃棄物処理の法規を遵守する上で重要です。
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