1級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)
午後 問57
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年) 午後 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 品質管理は、計画段階より施工段階で検討するほうが、より効果的である。
- 品質確保のための作業標準を作成し、作業標準どおり行われているか管理を行う。
- 工程(プロセス)の最適化より検査を厳しく行うことのほうが、優れた品質管理である。
- 品質管理は、品質計画の目標のレベルにかかわらず、緻密な管理を行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
1. 誤り
品質に与える影響は生産工程の上流であるほど影響が大きいです。
施工段階よりも前段階の計画段階で品質管理を検討する方が効果的です。
2. 正しい記述です。(正答肢)
品質管理では、品質確保のための作業標準を作成して、管理を行います。
3. 誤り
検査を厳しく行う手法は、手直しの発生・工期の長期化・生産コスト増加等につながるため、有効な方法とはいえません。
工程(プロセス)の最適化による手法は、品質管理を行う上で有効です。
4. 誤り
品質目標値を大幅に上回る品質の確保は、過剰品質となり、工期・コストの観点からは適切な品質管理とはいえません。
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02
JISより、
品質とは、本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度の事を指します。
品質管理とは、品質要求事項を満たすことに焦点を合わせた品質マネジメントの一部を指します。
この事を、しっかり理解することが重要です。
不適当な記述です。
品質管理は、施工段階より計画段階で検討するほうが、より効果的です。
より、源流管理のプロセスにおいて行うほうが効率的です。
適当な記述です。(正解)
工程がその通り行われているかどうか管理し維持、改善することが重要です。
不適当な記述です。
品質管理・保証を検査のみで行うことには限界がある為です。
不適当な記述です。
次のような管理は、優れた品質管理とはいえません。
①必要以上に緻密な管理を行うこと。
②品質の目標値を大幅に上回る品質を確保すること。
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