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1級建築施工管理技士の過去問 令和3年(2021年) 午前 問21

問題

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乗入れ構台及び荷受け構台の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
クラムシェルが作業する乗入れ構台の幅は、ダンプトラック通過時にクラムシェルが旋回して対応する計画とし、8mとした。
   2 .
乗入れ構台の高さは、大引下端が床スラブ上端より30cm上になるようにした。
   3 .
荷受け構台への積載荷重の偏りは、構台全スパンの60%にわたって荷重が分布するものとした。
   4 .
荷受け構台の作業荷重は、自重と積載荷重の合計の 5%とした。
( 1級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年) 午前 問21 )
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この過去問の解説 (2件)

21

大型工事の総合仮設計画を策定した経験がなければ難しい分野ですが、

乗入れ構台については毎年出題される傾向にあるので必須です。

丸暗記するのではなく、目的と組立図を理解しましょう。

選択肢1. クラムシェルが作業する乗入れ構台の幅は、ダンプトラック通過時にクラムシェルが旋回して対応する計画とし、8mとした。

【〇】

乗入れ構台の幅は3通りあります。

1車線=4m、2車線=6m、大型重機設置=8mと覚えます。

クラムシェルやクレーンなどの大型重機が設置される場合は、旋回半径を考慮して8mです。

選択肢2. 乗入れ構台の高さは、大引下端が床スラブ上端より30cm上になるようにした。

【〇】

床スラブから構台大引下端までのクリアランスに関する問題です。

手が入って作業性が確保できる高さは20~30cmとされています。

選択肢3. 荷受け構台への積載荷重の偏りは、構台全スパンの60%にわたって荷重が分布するものとした。

【〇】

荷受け構台は揚重機による資材の搬入のために使用する作業構台です。

構造計算上の重要なポイントは2つです。

作業荷重は全荷重(自重+積算荷重)の10%とする

積算荷重が構台全スパンの60%にわたって分布するよう構成部材を決定する

選択肢4. 荷受け構台の作業荷重は、自重と積載荷重の合計の 5%とした。

【✕】

荷受け構台の構造計算上の重要なポイントは2つです。

作業荷重は全荷重(自重+積算荷重)の10%とする

積算荷重が構台全スパンの60%にわたって分布するよう構成部材を決定する

まとめ

乗入れ構台は毎年のように出題されています。

整理しておく項目は、①構台幅(隅切り含む)と高さ、②支柱の位置と補強材、③構造基準です。

荷受け構台については、作業荷重10%と全スパン60%分布を理解しておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
12

乗入れ構台及び荷受け構台の計画には、数字が多く出てきます。

イメージと結び付けて覚えましょう。

選択肢1. クラムシェルが作業する乗入れ構台の幅は、ダンプトラック通過時にクラムシェルが旋回して対応する計画とし、8mとした。

クラムシェルが通るとなれば、8mです。

選択肢2. 乗入れ構台の高さは、大引下端が床スラブ上端より30cm上になるようにした。

要は、乗入れ構台の下で作業可能な高さです。

選択肢3. 荷受け構台への積載荷重の偏りは、構台全スパンの60%にわたって荷重が分布するものとした。

その通りです。

選択肢4. 荷受け構台の作業荷重は、自重と積載荷重の合計の 5%とした。

荷受け構台とは、荷物の取り込みスペースです。

作業荷重とは、荷受けする際の作業の事を指します。

自重と積載荷重の10%が正しい値となります。

まとめ

数字が多くひっかけ問題が作りやすいと思われます。

正しい数字を覚えましょう。

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