1級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)
午前 イ 問14
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年) 午前 イ 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
建築用シーリング材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- シーリング材のクラスは、目地幅に対する拡大率及び縮小率で区分が設定されている。
- 1成分形シーリング材の硬化機構には、湿気硬化、乾燥硬化及び非硬化がある。
- 2面接着とは、シーリング材が相対する2面で被着体と接着している状態をいう。
- 2成分形シーリング材は、基剤と着色剤の2成分を施工直前に練り混ぜて使用するシーリング材である。
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この過去問の解説 (1件)
01
防水材料に関する問題は毎年出る傾向にあります。
アスファルト防水、塗膜防水、シーリング材のうちから出題されますから、面倒でも特性などを整理しておきましょう。
【〇】
シーリング材のクラスは目地幅に対する拡大率及び縮小率の他、引張応力や弾性復元性等で区分されています。
(参考)タイプは用途により区分けされている。
【〇】
シーリング材の硬化機構は次の通りです。
・1成分型:①湿気乾燥型(シリコン、変性シリコン、ポリサルファイド系等)
②乾燥硬化型(アクリル、ブチルゴム系)
③非硬化型(油性系)
・2成分型:反応硬化型(変性シリコン、ポリウレタン、ポリサルファイド系等)
【〇】
・2面接着はワーキングジョイントでの施工法。周囲の動きに追従する。
目地を正面から見る場合、左右2面で接着させるため、強い接着力が必要。
・3面接着は動きのないノンワーキングジョイントでの施工法です。
【✕】
2成分形や2液型のような二つの剤を混ぜ合わせて使用する場合、剤は基剤と硬化剤です。
化学反応により硬化するタイプであり、シーリング材や樹脂塗料(塗膜防水や塗装)に見られます。
シーリング材は種類ごとに特性や用途目的を整理しておく。
部位によって採用するシーリング材が異なるため要注意です。
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