1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 イ 問15

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 イ 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

屋内で使用する塗料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • アクリル樹脂系非水分散形塗料は、モルタル面に適しているが、せっこうボード面には適していない。
  • クリヤラッカーは、木部に適しているが、コンクリート面には適していない。
  • つや有合成樹脂エマルションペイントは、鉄鋼面に適しているが、モルタル面には適していない。
  • 2液形ポリウレタンワニスは、木部に適しているが、ALCパネル面には適していない。

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この過去問の解説 (2件)

01

塗料に関する出題です。

選択肢1. アクリル樹脂系非水分散形塗料は、モルタル面に適しているが、せっこうボード面には適していない。

アクリル樹脂系非水分散形塗料は、屋内のコンクリート面、モルタル面に適しているが、せっこうボード面には適していません。

選択肢2. クリヤラッカーは、木部に適しているが、コンクリート面には適していない。

設問の通りです。

クリヤラッカーは、透明で木部によくなじむ塗料です。ただし、対候性に劣り、屋外に不向きです。

選択肢3. つや有合成樹脂エマルションペイントは、鉄鋼面に適しているが、モルタル面には適していない。

誤りです。

つや有合成樹脂エマルションペイントは、コンクリート面、モルタル面、石膏ボード、木部、鉄鋼面に適しています。

選択肢4. 2液形ポリウレタンワニスは、木部に適しているが、ALCパネル面には適していない。

設問の通りです。

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02

この問題は、屋内で使用する塗料に関する知識を問うものです。以下、各選択肢について詳細に解説します。

選択肢1. アクリル樹脂系非水分散形塗料は、モルタル面に適しているが、せっこうボード面には適していない。

アクリル樹脂系非水分散形塗料は、モルタル面に適しており、通常の使用条件ではせっこうボード面にも適用できます。この記述は一部正しいですが、せっこうボード面にも適用可能な場合が多いです。ここでは不適当とは言えません。

選択肢2. クリヤラッカーは、木部に適しているが、コンクリート面には適していない。

クリヤラッカーは木部の仕上げに適しており、コンクリート面には適していません。この記述は適切です。

選択肢3. つや有合成樹脂エマルションペイントは、鉄鋼面に適しているが、モルタル面には適していない。

つや有合成樹脂エマルションペイントは、モルタル面にも適しているため、この記述は不適当です。合成樹脂エマルションペイントは一般的に多用途であり、モルタル面にも問題なく使用できます。

選択肢4. 2液形ポリウレタンワニスは、木部に適しているが、ALCパネル面には適していない。

2液形ポリウレタンワニスは、木部に適しており、ALC(軽量気泡コンクリート)パネル面には適していません。この記述は適切です。

まとめ

この問題では、屋内で使用する塗料の適用対象に関する適切な知識を求められています。それぞれの塗料の適用対象について正しく述べられていますが、つや有合成樹脂エマルションペイントがモルタル面に適していないという誤った記述があります。

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